教員紹介
山田 佳奈 (やまだ かな)
- 職名
- 准教授
- 専門分野
- 社会学
- 担当科目
- 社会学,現代社会とサステナビリティ,地域環境調査実習
研究テーマ
ゼミのテーマとして中心的に取り上げているのは、現代社会における「食」の問題です。
3年生の間は自分が取り組みたいテーマの文献などを探しながら問題意識を掘り下げ、卒論の準備をしていきます。同時に、共通の文献に基づいて資料を作成・報告するなど、基礎的な力を蓄えていきます。
4年次は、各自のテーマに沿って卒論の執筆を行います。
現在の研究課題、研究活動
もともと、社会学の中でも「理論研究」と呼ばれる領域で、人間の「行為action」というのはどのような構造をしているのか、ということを考えてきました。
ここしばらくは、私たちの「食」はいかにして持続可能か、ということを大きなテーマとし、幾つかの方向からアプローチをしてきました。特に、最近では遺伝資源や国内外の「種子」の問題、作物の多様性に注目しています。
また、伝統的な技術・産業の継承についても研究課題の一つとしています。
社会活動(学外の委員会活動、学会委員活動、NPO理事など)
- 岩手県総合計画審議会「県民の幸福感に関する分析部会」委員(2020年~継続中)
- 盛岡国際交流協会 理事(2014年~継続中)
ほか
教育のポリシー
まず、「自分で考えてみる」ということを大切にしています。ですが、頭の中だけで考えるのは誰でも限界があります。ですので、学生の皆さんには考えるための素材を自分でどんどん探していくという「行動」の習慣を早めにつけてほしいと考えています。
そうした探求を重ねる中で、皆さんが多くのことから発見の喜びを得られるよう、また、自分自身が納得できる方向を見定めていけるよう願っています。