教員紹介

上原 史子 (うえはら ふみこ)

職名
准教授
専門分野
国際関係(EU・ヨーロッパを中心に)
担当科目
国際関係論I・II

研究テーマ

この写真は。。。ブレグジットが話題のEUと、プーチン'sロシアと関係の深いEUメンバー国の一つ、オーストリアの旗です。
EUは第二次世界大戦後、平和を願って6か国でスタートした世界に例をみない大実験を続けている国際統合です。現在は27か国(2020年にイギリスが脱退)からなる巨大市場に発展しています。

なんで加盟国が増え続けてきたの?EUにはどんな魅力的なヒト・モノ・カネ・サービスがあるの??という疑問をもち、EU圏の大学・研究機関でEU研究を本格的にスタートする機会を得ました。

また、大学のすぐそばにはオペラ座やコンサートホールがあり、ニューイヤーコンサートで有名なウィーンフィルを毎晩堪能し、ヨーロッパ流の人生を楽しむ術=教養(?)も体得しました。
ウクライナ危機の長期化で、EUはロシア依存のエネルギー政策の転換が急務になっています。岩手では日本の若者たちと一緒に「EUはコロナ禍&ウクライナ危機からどうやって復興する?」「EcoとPeaceに重点を置くEU政策や世界の取り組みの中で、日本に応用できそうなものはないかしら?」と探究しています。

現在の研究課題・研究活動

世界的大実験=国際統合EUの行方のほか、ウクライナ危機で揺れ動くヨーロッパ諸国とNATOの動向に関心を持ちつつ、

  • コロナ&戦争のダメージからの脱却法(グリーンでリカバリーの可能性、スポーツ・文化・観光を通じた新たな国際関係の模索)
  • 気候変動・資源エネルギー問題と国際安全保障
  • 岩手の若者への異文化交流の啓発・機会提供

といった課題に積極的に取り組んでいます。

社会活動(学外の委員会活動・学会委員会活動・NPO理事など)

公益財団法人や文部科学省等の役員・委員の傍ら、国内外の様々な世代・性別を超えた協力を得て、

  • 岩手&日本&諸外国の若者の国際理解の促進
  • 岩手の皆さん(特に若者)の異文化交流の機会の提供

に努めています。

教育のポリシー

学生たるもの、よく学び、よく遊べ!
学生時代の学び&遊びを通じて、自分の将来を切り開こう!!
若い皆さんがグローバルな視野を身につけて社会で活躍できるよう、応援します。

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