教員紹介
櫻井 麗賀 (さくらい れいか)
- 職名
- 講師
- 専門分野
- 生態学,動物行動学
- 担当科目
- サステナビリティ論,野生生物管理論,地域環境調査実習
研究テーマ
生物の環境への適応を研究しています。主に、個体の行動や形態に着目して研究をしており、なかでも、捕食回避戦略に焦点をあてています。自然環境下では、動物は「食う−食われる」の関係でつながっているため、天敵から身を守らなければいけません。動物のどのような行動や形態が捕食回避に役立っているのかを調べています。
ゼミでは、まず文献を読んで、研究計画の立て方やデータのまとめ方などを学び、研究の基礎的な知識を身につけます。その後、野外調査や実験によってデータを集め、研究成果をまとめます。研究対象とする生物種は限定していませんので、興味のある生物があれば相談してください。
現在の研究課題・研究活動
身近な生き物を対象とした研究をおこなっています。主な研究は以下のとおりです。
- 鱗翅目昆虫にみられる擬態の捕食回避効果
- ヒトリガの逃避行動における雌雄差
- 鳥類による液果の種子散布
社会活動(学外の委員会活動、学会委員活動、NPO理事など)
日本生態学会 大会企画委員会(高校生ポスター部会)(2018年〜継続)
教育のポリシー
自然環境下では、あらゆる生物が同種・異種の生物と関わって生きています。人間も例外ではありません。生物とそれをとりまく環境について知見を深め、「持続可能な社会」の実現に向けて、自分ができることは何か考える力を養ってもらいたいと思います。