旧カリキュラム
平成30(2018)年度までの入学生は、2コース(「行政・経営コース」「環境・地域コース」)になります。このページでは、平成30(2018)年度までの入学生のカリキュラムについて記しています。
コース・モデルとは?
本学部では、社会の多様なニーズや地域特性に配慮し、2つの履修コースを設けています。それぞれのモデルごとに、履修モデルが用意されております。それらは、行政系モデル、経営系モデル、環境系モデル、地域系モデルの4つです。
行政・経営コース
国や地方自治体、企業などが抱える諸問題を法学・政治学・経済学などの視点で分析・検討するコースです。
行政・経営コースには「行政系モデル」「経営系モデル」の二つの履修モデルがあります。
行政系モデル
行政系モデルは、政治、行政、法律などを含む幅広い領域です。古典的な政治哲学や判例研究の積み重ねなどの重厚なスタイルもあれば、フットワーク良く地域や世界に飛び出して、現実の出来事に題材を求める研究もあります。
経営系モデル
経営系モデルでは、経済学と経営学をバランスよく学ぶことによって、国内・国外もしくは地域に横たわる諸問題を論理的かつ実践的に解決できる人材の育成を目指しています。
環境・地域コース
環境問題や地域づくりを理学・工学・農学・社会学などの視点で多面的に捉えるコースです。
環境・地域コースには「環境系モデル」「地域系モデル」の二つの履修モデルがあります。
環境系モデル
環境系モデルでは、私たちの暮らしを取りまく環境を対象とした調査・研究を行っています。基礎となる知見を学び、現在抱えている問題を抽出し、現場へ赴いて調査を行い、結果を分析し、その解決策を考えます。
地域系モデル
地域系モデルでは、地域社会への関心を高め、地域問題発見と解決のためのスキルを習得することを重視して教育をおこなっています。スキルを身につけることで、地域密着が求められている自治体や企業にとって魅力的な人材を育成することを目指しています。
カリキュラム
カリキュラムは『基盤教育科目』『専門科目』からなり、『専門科目』は『専門基礎科目』『基幹科目』『展開科目』『キャリア教育科目』『情報・数理科目』『演習科目』『実習科目』『卒業論文・研究』『自由聴講科目』『教職関連科目』に分けられます。
基盤教育科目
基盤教育科目は、人間性、倫理性を高める豊かで幅広い教養と基本的なコミュニケーション能力、またグローバルな視点から主体的に問題を発見するとともに、自ら考え判断し、課題解決できる能力を涵養することを目的としています。
専門科目
それぞれの詳細は以下よりご確認ください。
- 専門基礎科目
- 総合政策学部で学ぶために必要な基礎的知識を得るための科目です。必修となっており、1年次で履修します。「法学(国際法を含む)」「経済学」「社会学」「政治学」「環境科学概論」など基礎的な学問となっています。
- 基幹科目
- 専門分野(コース)で学ぶために必要な基礎的知識を得るための科目で、7科目以上を選択することになっています。1年次後期から2年次後期に開講されています。「地方自治論」「経営学」「憲法I」「地理学」などがあります。
- 展開科目
- 専門分野に関する発展的・応用的な知識を得るための科目です。2年次から開講されます。専門的な学びを深めるよう、各自の選択した履修モデルに添って、選択していきます。詳しくは、各履修モデルのページにあるカリキュラムマップをご覧下さい。
- キャリア教育科目
- 大学生活や就職・卒業後に関する知識を得るための科目です。
- 情報・数理科目
- データの分析・解釈に必要な知識を得るための科目です。
- 演習科目
- 専門に分かれた少人数クラス(ゼミ)できめ細かく指導を受ける科目です。2年次前期ではコース・履修モデル選択するための科目である「コース入門」があり、2年次後期ではゼミ選択するための「専門演習入門」が開講されます。3年次からはすべて同じ教員による指導となる「専門演習」(通称ゼミ)が開講され、卒業論文の作成という目標に向かっていきます。
- 実習科目
- フィールドワークなどを通して現場や事例に触れ、実践的な調査・分析能力を養う科目です。履修モデルごとに異なる科目が用意されています。
- 卒業論文・研究
- 大学で学んだことの集大成である卒業論文・研究は、本学部では必修となっています。4年次の2月には卒業論文発表会が開催されます。
- 自由聴講科目
- 関心に応じて履修できる科目です。
- 教職関連科目
- 「教育職員免許状」を取得するために必要な授業科目です。