法律・行政コースコース・モデル

コース概要

自治体が抱える問題を法律・行政の視点で分析していく

複雑化する法制度や行政課題に対応するために、法律・行政に関する専門知識とその解釈運用による問題解決のための技法を身につけ、現代社会における法律および行政に関する課題を科学的な分析方法により学修します。

カリキュラムマップ

法律・行政コースのカリキュラムマップ

実習内容の紹介

法律・行政実習

法律・行政コースでは、政策系の実習である「法律・行政実習A」と、法学系の実習である「法律・行政実習B」を用意しています。

実習Aでは滝沢市など自治体のご協力のもと、現場に出て行政や地域の実態にふれながら政策形成のプロセスを体験的に学びます。例えば2020年度のテーマは「大学のある自治体政策」。4班に分かれ、各種データ調査や関係者へのインタビューなどをもとに、学生の視点を生かした「インターンシップ応援隊」「滝沢市議会翻訳課」などの提案を検討しました。最終回では成果を堂々プレゼン。自ら動き、仲間と協力し合う力を身につけます。

実習Bでは、法学に不可欠なツールであるD1-Law(法情報データベース)の使い方や、インタビュー調査の技法を学び、例えば、裁判員制度の導入の是非や改善について自ら調べ、議論し、自分たちで考えたり、少子高齢化の問題を国際協力機構でも使われるPCM手法を用いて自分たちで分析することなどを通して、「法」の創出と表裏の「近代国家」を設立したことの意味、あるいは、「持続可能な社会」の実現のために「法」に何ができるかを、本質的あるいは実践的に考えることができるようになることを目指します。

担当教員

教員一覧

教授

木場 隆夫 (きば たかお)
研究領域
科学技術社会論(科学技術が進歩した世の中における諸問題の研究),公共政策
担当科目
科学技術政策論,比較政策論,法律・行政実習

教授

窪 幸治 (くぼ こうじ)
研究領域
民法,消費者法
担当科目
法律学基礎,民法I・II・III

教授

斎藤 千加子 (さいとう ちかこ)
研究領域
行政法,憲法,フランス公法史
担当科目
行政法I・II,法律学基礎

教授

堀篭 義裕 (ほりごめ よしひろ)
研究領域
数量的調査分析手法を用いた公共政策の分析
担当科目
オペレーションズ・リサーチ,政策分析論,共通調査実習

准教授

市島 宗典 (いちしま むねのり)
研究領域
公共政策形成過程の政治学的分析
担当科目
政策論I・Ⅱ,政治学,政治過程論

准教授

上原 史子 (うえはら ふみこ)
研究領域
国際政治学,ヨーロッパ地域研究,EUの外交安全保障政策
担当科目
国際関係論I・II

准教授

桑原 尚子 (くわはら なおこ)
研究領域
国際開発と法,イスラーム法と社会
担当科目
国際協力論I・II,法律・行政実習

准教授

千國 亮介 (ちくに りょうすけ)
研究領域
憲法(とりわけ、憲法学の基礎理論、および、人権の解釈理論)
担当科目
憲法I・II,法律・行政実習

准教授

役重 眞喜子 (やくしげ まきこ)
研究領域
地域自治,地域コミュニティ,ローカルガバナンス,自治体内分権
担当科目
行政学Ⅰ(地方自治論を含む),行政学Ⅱ,市民協働論,法律・行政実習

講師

伊藤 浩紀 (いとう ひろき)
研究領域
商法(とくに金融商品取引法、会社法)
担当科目
会社法,商取引法,法律・行政実習

講師

杉谷 和哉 (すぎたに かずや)
研究領域
エビデンスに基づく政策形成(Evidence-based Policy Making),政策評価論,政治理論
担当科目
政策過程論,公共政策論,政策論II,共通調査実習

講師

徐 侖希 (ソ ユンヒ)
研究領域
労働法
担当科目
労働法I・II