教員紹介

杉谷 和哉 (すぎたに かずや)

職名
講師
専門分野
エビデンスに基づく政策形成(Evidence-based Policy Making),政策評価論,政治理論
担当科目
政策過程論,公共政策論,政策論II,共通調査実習

研究テーマ

昨今、医療分野を中心に、「エビデンス」の活用とその必要性が盛んに唱えられています。これは公共政策においても例外ではありません。「エビデンスに基づく政策形成」(Evidence-based Policy Making)の動きは、世界的な潮流であり、日本でも取り組まれるようになってきました。この「エビデンスに基づく政策形成」について、実践と理論、双方の側面から検討を加えていくのが私の研究テーマです。

現在の研究課題・研究活動

2022年に出版した著書では、日本の「エビデンスに基づく政策形成」の主要な取組みについて、政府文書を用いて分析し、その特徴と課題を明らかにしました。

現在は、「エビデンスに基づく政策形成」について、博士論文では扱えなかった取組みを射程に入れて分析しているほか、理論的な側面についても、日本でほとんど知られていない重要な論者の議論をレビューすることで、新たな示唆をもたらすことを企図しています。

ミネルヴァ書房:政策にエビデンスは必要なのか

社会活動(学外の委員会活動、学会委員活動、NPO理事など)

国際高等研究所 特任研究員(2017年~現在に至る)

教育のポリシー

政策は私たちの目に見えないものです。政策文書も、読んでみると何が何だかよく分からない、曖昧なものも少なくありません。しかし、その曖昧模糊とした文書を根拠にして政策は形成、実施されます。中には、私たちの生活に大きな影響を及ぼすものもあります。私たちは、この目に見えない政策という概念に生活を規定されていると言ってもいいでしょう。では、その政策をどのように解釈すればよいのでしょうか。そのために、公共政策学は様々なフレームワーク、言うなれば政策を見るための「レンズ」を提供してきました。この「レンズ」は、私たちが市民社会で生きていく上においても、他者と政治や政策について会話を重ねる上でも、大いに役立つものです。この「レンズ」についての知識を深めることで、民主主義社会に生きる社会の一員として、求められている知識や態度を身につけてもらえるような教育をしていくことを心がけています。私たちは、どのようにして、この現代というままならない時代を生き抜いていけばよいのか。一緒に考えていきましょう。

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