教員紹介

高橋 秀行 (たかはし ひでゆき)

職名
教授
専門分野
市民参加論,自治体環境マネジメント論,市民立法論
担当科目
政策形成論,比較政策論,市民参加論

研究テーマ

2017年3月卒業予定ゼミ生の卒論名を列挙します。

  • 「日本の動物を取り巻く環境と問題点についての研究」
  • 「一関市の地域協働についての研究-川崎町と東山町長坂の地域協働体を中心として-」
  • 「包括的子育て支援制度『ネウボラ』について」
  • 「ふるさと納税の現状と課題-岩手県4自治体を事例として-」
  • 「若者のまちづくりへの参加についての研究」
  • 「盛岡バスセンター解体問題について」

2017年1月現在、3年生が取り組んでいるテーマは以下のとおりです。

  • 「沖縄県普天間飛行場の辺野古移設問題と日米地位協定」
  • 「高等教育政策の国際比較」
  • 「若者の政治意識と18歳選挙権」
  • 「日本企業の長時間労働について」
  • 「大槌町の復興について」
  • 「養子制度と里親制度の問題点」

このように、ゼミ生各自が関心をもつテーマ(主要な政策課題や市民参加・協働の仕組み、地域の重要な争点等)を自主的に取り上げ、文献調査や関係者への聞き取りなどを重ね、卒論にまとめて行きます。

こうした多様なテーマの研究中、過去、私との共同研究に発展し、最終的に共著として出版にいたった例(高橋秀行・都澤慶『市民参加条例の運用と評価』(公人社、2011年))もあります。

また、毎年卒論をまとめた卒論集を発行し、学位記伝達式後に卒業生に記念として贈っています。2001年3月から作成し続けている卒論集は16冊にも及び、ゼミの研究史を物語っています。これを見ると、テーマの多様性に驚かれるでしょう。各自が自由にテーマを選びながらも、バラバラにならず、ゼミとしての一体感を保つことに腐心してきました。

ゼミの進め方は、3年生の前期から自分で選んだテーマに関して報告してもらいます。報告や討論を積み重ねながら、3年の終わりに卒論の構成を固めます。その後、就職活動や公務員試験受験などをへて、4年生の後期から追加調査や執筆に取りかかり、1月に完成させます。

現在の研究課題、研究活動

岩手県立大学総合政策学部に赴任後の私の研究活動は、以下のような変遷をたどっています。

  • 市民参加による自治体環境政策の策定過程に関する研究
  • 市民による条例提案を行政が支援しながら、両者が協働して条例をとりまとめる「協働型市民立法」の研究
  • 市民と事業者、行政の三者が協力・連携しながら地域の環境・地球環境等を守るための仕組みである「環境パートナーシップ」の研究
  • 市民参加の仕組みづくり、市民参加条例、自治基本条例等の研究
  • 住民投票の事例分析(小平市、北本市、所沢市、つくば市、小牧市等)

社会活動(学外の委員会活動、学会委員活動、NPO理事など)

  • 奥州市自治基本条例推進委員会委員(2009年~継続中)
  • 北上市政策評価委員会委員(2015年~継続中)
  • 奥州市第2次環境基本計画策定委員会委員(2016年~継続中)
  • 滝沢市自治基本条例検証委員会委員長(2017年~継続中)

教育のポリシー

現在、演習や教養科目以外に、総合政策学部の専門科目として、以下の3つの科目を担当しています。

「政策形成論」(2年前期)では、さまざまな理論やモデルを駆使して政策形成の過程を解明する楽しみを学生に実感してもらいます。

「比較政策論」では、福祉レジーム、医療保険政策、年金政策、エネルギー政策、子育て政策、難民政策、高等教育政策、税制、金融政策、財政赤字などさまざまな分野について国際比較を行い、日本の政策を相対的にとらえる視点を養うことを目的としています。

「市民参加論」では、市区町村を対象に、市民参加や協働の仕組みについて私の経験をふまえた「生きた知識」を教えることにより、市民参加や協働の「現状と課題」を具体的に把握してもらうことをめざしています。

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