教員紹介

岡田 寛史 (おかだ ひろふみ)

職名
教授
専門分野
労務管理論,営管理論
担当科目
経営学,経営管理論Ⅰ・Ⅱ

研究テーマ

ゼミでは労働に関わる理論・制度・政策を対象にして、人間らしい「働き方」「働かせ方」の実現について考えています。

授業内容は文献資料の輪読を基本としますが、議論を活発化するためにビデオなどの視聴覚教材も使います。教員が指導するだけではなく学生同士が教え合う(情報交換する)ことも有益なので、そのような機会も意識的に作っています。その一環としてゼミの卒業生と在学生との学習交流会を年1回開催しています。また近年「ブラックバイト」が問題となっていることから、必要に応じてワークルール教育も行なっています。

卒業論文のテーマは、学生が各々の関心に基づいて設定し、自ら研究を進めます。教員の役割はそのサポートです。労働疎外や動機づけの理論、成果主義賃金、派遣労働、長時間労働や賃金格差等々、学生の関心は多岐にわたりますが、理論研究ではその論理的整合性に、制度や政策の研究ではその目的ともたらされる結果との整合性に焦点を当てて考察するように指導しています。

現在の研究課題・研究活動

もともとは1960年代後半以降に欧米で広く展開された「労働生活の質的向上(Quality of Working Life)」や「労働の人間化(Humanization of Work)」の諸施策を対象にして理論研究を行っていました。具体的には、職務の設計と管理の在り方についての理論研究です。

現在は、日本の企業社会における労働を念頭に置きつつ、人間らしい「働き方」「働かせ方」の実現(に必要なものは何か/を妨げているものは何か)について考察しています。

社会活動(学外の委員会活動、学会委員活動、NPO理事など)

  • 岩手県労働委員会 公益委員(2006年〜継続中)
  • 岩手県職業能力開発審議会 会長(2017年〜継続中)
  • 労務理論学会 理事(2003年〜2009年、2015年〜継続中)

教育のポリシー

難しいことを分かりやすく伝えること、素朴な疑問にも誠実に答えることを心がけています。また教育とは、学生が自分なりの判断基準を形成して社会人として自立できるようにサポートすることである、と考えています。ですから学生には、個々の知識を鵜呑みにして覚えるのではなくきちんと吟味すること、物事の二面性を意識すること、物事を分類して安心するのではなく相互の関連性や相互作用にも目を向けること、物事の判断を世間一般の常識に任せるのではなく自分の問題として納得のいくまで考え抜くことを強く求めています。

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