今年度は、助教の鈴木正貴がコメントいたします。[ ] は指導教員。
今日は、まず、班ごとに「みんなのトンボ池」を試行してみます。 プログラムの説明のほか、初顔同士でグループを構成する場合、打ち解けるためにアイスブレイクを行うことも学びます。 | プログラムの説明 |
貴重なトンボが生息する池が書かれた紙のうえに、住宅や製紙工場、クリーニング店など建物が書かれたパーツを配置していきます。 メンバーは、住民や工場長など異なる立場に分かれて、それぞれの要望を聞きながら、建物の配置を決定してきます。 | 建物の配置を検討 |
班ごとに、決定した建物の配置をプレゼンします。この時、配置決定に至った経緯もあわせて説明します。 このプログラムによって、環境問題は、利害の異なる立場の意見を聞きながら、折衷案を探す必要があることを学びます。 | プレゼン |
実習の後半は、班ごとにプログラムを進行します。 写真は、掲げた紙に書かれた生きものについて、周囲のヒトに質問しながら解答するプログラムです。最後に、参加者がプログラムの意図を理解して貰えればOKです。 | プログラム試行の一コマ |
会議室に集合 | 今週と来週は、「プロジェクトワイルド・エデュケーター」の養成講習です。 指導員の資格を持つ渋谷先生が担当です。いつもの実験室ではなく、会議室に集合です。 | |
テキスト | プロジェクトワイルドは、アメリカで開発された環境教育プログラムです。 屋外での学習ではなく、屋内で教材を使った学習に重点が置かれています。外は雪でも、環境学習ができます。 | |
プログラムの試行 | 一通り説明を受けた後、みんなでプログラムを実行してみます。 写真は「オー・ディア!」という名のプログラムを試行している様子で、このプログラムは、シカを例にして生息環境の変化に応じて個体数は絶えず変動することを学びます。 | |
プログラムの選定 | 来週は、班ごとに分かれて、選んだプログラムを実行して貰います。 円滑な進行ができるように、プログラムの内容をしっかり理解しておきましょう。 |
今日は、新年最初の実習です。まずは、実験室で実習内容の説明を受けます。 その内容は、外に出て、動物の足跡を探すことです。足跡を数えることで、その場に生息している個体数を推定します。 | 実習の説明 |
説明を受けたら、早速、現地へ。冷たい風が吹き付けるなか、大学の北側にあるネイチャーセンターに集合します。 防寒の準備を整えたら、雑木林の中へ。 | 森林公園へ |
雑木林のなかを散策すると、ノウサギだけでなく、テンやニホンリス、キツネなどの足跡も見つけました。 見つけた足跡をスケッチして、文献を参照しながらその主を推定します。 | 足跡を探す |
雑木林の散策を終えたら、寒いのでネイチャーセンターの中に入って暖まります。 ついでに建物の名から野鳥を観察します。アカゲラ、シジュウカラ、スズメ、シメ・・・・忙しなく餌をついばんでました。 | 野鳥の観察 |
会場の様子 | 今日は、アンケートの結果をもとに作成した「志波城跡の利活用に関する提案」を、関係者に発表します。 盛岡市の職員の方が用意して頂いた会場へ。参加者が予想以上に多く、学生からは提案内容に不安の声が・・・ | |
プレゼン中 | ここまで来たのだから、発表するしかありません。 班ごとに、提案内容をプレゼンします。いざ、発表してみると、アイディアが聴衆にとって新しいものだったようで、「受け」が良かったです。 | |
地元の方からコメント | 発表が終えたら、倉原先生の進行で、質疑応答の時間となりました。 参加して頂いた地元の方からは、発表内容の感想や、利活用の現状についてコメントが寄せられました。 | |
地元出身の学生からコメント | 最後に、地元出身の学生からコメントして貰いました。 地元は、常に若者のアイディアを募集しているとのことです。 本年の実習は、今回が最後となります。来年もがんばりましょう。 |
2週にわたって、班ごとにアンケート調査を行って貰いました。 今日は、集めたアンケートをもとに、志波城跡を利用したまちづくりの一環として、どのような取り組みができるかを考えます。 | 実験室に集合 |
集めたアンケートをナンバーリングしたところ、全部で259部ありました。 みなさん、一生懸命に調査されたようですね。 | 回収したアンケート用紙 |
インターネットを閲覧しながら、班ごとに話し合います。 志波城跡は、アクセスが不便であったり、土地が広大であるなど、検討課題が多いようですね。 | 班ごとに話し合い |
方針が決まったら、倉原先生に報告します。 来週は、市役所の担当者や地元の方を相手に、検討結果をプレゼンします。それまでに、発表内容を詰めておきましょう。 | 方針の報告 |
安倍館遺跡にて | 今日は、前回の実習で紹介された遺跡を巡ります。 まずは安倍館遺跡へ。ここは盛岡市所有の土地ですが、借地として民家や保育園などが建っています。深い堀が遺跡の一部だそうです。 | |
大館町遺跡にて | 続いて、大館町遺跡へ。 住宅地を抜けると、ぽっかりと空き地が広がっています。ここが遺跡で、あたりを掘ると石器が出てきます。 | |
志波城跡にて | 最後に志波城跡へ。高速道路から見える遺跡ですね。 再建した南門から中へ入ります。こうした門や壁などは、当時の工法を用いて再現しているとのこと。リアリティーを演出する努力があちらこちらで確認できます。 | |
志波城の政庁跡にて | 南門を抜けて、奥へ向かうと政庁跡へ。 当時はヒトの出入りが厳重に管理された、厳かな場所であったとのこと。 遺跡を残す意義を学ぶことができたでしょうか。今日の経験を、アンケートの回収に活かしましょう。 |
今週からは、遺跡を活用したまちづくりをテーマに実習します。 担当は倉原先生です。まずは、実験室に集まって出席確認から。 | 実験室に集合 |
実習内容の説明を受けるため、102講義室へ移動します。 まちづくりを展開していくうえで大切な資源の一つに「遺跡」があります。盛岡市内にある遺跡をどう活用していくか、その案を提示するのが実習の最終目標です。 | 実習の説明 |
選定された遺跡は、「大館町遺跡」「安倍館遺跡」「志波城跡」「盛岡城趾」の4つ。 とくに、地元で、まちづくりの一環として活用が始まっている「志波城跡」に注目します。 | 配布された資料 |
次回は、各遺跡の見学をします。そして、その後、班ごとに、志波城跡に関する聞き取り作業を行います。 どこで、どのような方法で、どのようなヒトを対象とするか・・・・班ごとに打合せを行います。 | 班ごとに打合せ |
具材の準備 | 調理実習ではありません。今日は、里山の管理方法とバイオマスの利活用について学びます。 バイオマス利用の一環として、ピザを焼きます。そのために、午前中から実験室で準備をします。 | |
生地の準備 | 具材を用意する傍らで、生地を用意します。 粉を練って、形を整え、アルミ皿に載せていきます。2時間ほどで準備完了です。 | |
実習の説明 | 午後になって、実習の時間が始まりました。 実験室に集まって、今日の実習内容について説明を受けます。ピザ焼きは、里山の管理を終えてから。 | |
作業の様子 | カタクリを調べた大学東側の雑木林へ。 ササを刈り、枯れ木を片付け、落葉をかき集めます。 段取りを考えて作業を進めないと、ピザを焼く時間がなくなりますよ〜。 | |
ピザの準備 | 作業を終えたら、いよいよピザ焼きです。しかし、その前に、平塚先生から、バイオマスについて、どのような利用法があるのかという問いに答えます。 無事に答える事ができたヒトから、生地に具材を載せていきます。 | |
ピザを焼く | 用意された釜で、ピザを焼いていきます。 お昼前から、火入れをしているので、温度管理はばっちりです。準備して頂いた方々に感謝。 | |
ピザを食す | 焼けたら、適当に切り分けて食べます。「美味しい!」の声があがりました。 里山の管理で生じた廃材等を燃やして調理する、あるいは暖を取る・・・バイオマスの利活用ですね。 |
第1回の演習から始まったグループワークも今日で最終回です。 今日は、これまで実施してきた調査の結果について、班ごとに発表して貰います。まずは、佐野先生による発表方法の説明から。 | 発表方法の説明 |
配布された要旨の順番に沿って、班ごとに説明します。 各班の代表者が、パワ−ポイントを駆使して、背景と目的、方法と結果、および考察の順に成果を報告します。 | 各班による発表 |
発表が終えたら、質疑応答に入ります。 教員から質問する前に、学生からの質問を仰ぎます。確認したい事や疑問に思った事など、なんでも自由に質問します。 | 質疑応答 |
発表会終了後、吉木先生から、これまでの実習の総括と、各班の発表内容についての講評を受けます。 今回の実習の目標は、自分たちのチカラで研究のストーリーを組み立てる事でした。みなさん、概ね目標を達成していたと思います。そうそう、報告書の提出を忘れずに。 | 講評 |
前回を振り返る | 前回の盛岡市内散策から2週間が経ちました。今日は、以前から進めてきたグループ作業を再開します。 まずは、先週までに提出してもらった中間報告書の内容について、佐野先生から講評を受けます。 | |
課題の再検討 | 中間報告によると、取り組もうとしている課題が曖昧なため、作業が捗っていない様子が読み取れました。 そこで、あらためて、班毎に課題を検討します。グループみんなで共通の問題意識を持って、課題に取り組まねばなりません。 | |
作業の様子(1) | 課題が明確になった班から、作業を進めていきます。 作業仮説を立証するためには、どのようなデータが必要になるのか、常に考えながら作業します。 | |
作業の様子(2) | 土地利用区分図の塗り分けや、パソコンによるデータ解析を行っていきます。 来週に発表会を行って、その後、レポートを提出してもらいます。がんばりましょう。 |
今日は、机にかじりつく実習の手を止めて、盛岡市内を歩きます。 とはいえ、ただ歩くわけではありません。湧水や坂道の位置を地図に落とす作業をしながら、街の成り立ちを考えます。難関とされた毘沙門清水は、難なく見つけたようですね。 | 毘沙門清水にて |
肴町を抜けて、大慈寺町へ。ここで、青龍水と大慈清水を見つけます。 途中で雨が降ってきましたが、しばらくして晴れ間が出てきました。濡れた地図も、すぐ乾くでしょう。 | 街中を歩く |
青龍水にたどり着きました。下調べをしているグループは、最短ルートで湧水を見つけているようです。 そういえば、途中で、坂道のある場所を地図に落とすハズなのですが、ちゃんと調べてます? | 青龍水にて |
盛岡八幡宮に到着したら、実習終了です。 時間内に到着しないと置いて行かれる可能性があったのですが・・・皆さん、お早い到着で。 後日、グループごとにレポートを提出して貰いますので、お忘れ無く。 | 盛岡八幡宮に到着 |
レポートの講評 | 前回の作業を完了させることと、考察および課題についてのレポート提出が宿題となっていました。 まずは、佐野先生・吉木先生から、作業結果とレポートの内容についての講評を受けます。 | |
課題抽出作業の様子(1) | グリッドのデジタル化に手間取って、課題の検討に時間を割けていなかったようです。 そこで、あらためて、班毎に課題を検討することになりました。助言を仰ぎながら、もう一度、滝沢の地図を見返します。 | |
課題抽出作業の様子(2) | グリッド化したデジタルデータはもちろんですが、色鉛筆で塗った地形図も見返します。 地図を床に広げて、話し合います。 | |
班毎に発表 | 話がまとまったところで、班毎に課題を発表します。課題の内容が適当であるか、その解明方法に無理はないかなど、教員からコメントを受けます。 今後は、班毎に、掲げた課題を解明していくことになります。がんばりましょう。 |
先週から始まった「塗り絵作業」は完了したでしょうか。 今日は、色を塗った土地利用区分図をグリット化する作業に入ります。まずは、吉木先生、佐野先生による作業内容の説明から。 | 作業の説明 |
地図のうえに、トレーシングペーパーを重ねていきます。 このトレーシングペーパーには、5mmのメッシュが描かれています。マス目に、塗り分けた色が透けて見えますか? | トレ−シングペーパーを重ねる |
透けて見える色を頼りに、マス目を優占する土地利用区分を見極め、あらかじめ定めた土地利用区分ごとの番号を振ります。 境界を明確にして色塗りをしないと、この作業は難航します。 | マス目に番号を振る |
番号を振り終えたら、データをデジタル化します。エクセルを使って、セルに番号を入力していく作業です。 以上の作業が実習の時間内に終わらなければ、次回までの宿題です。みなさん、がんばりましょう。 | エクセルに入力 |
実験室に集合 | 後期の実習が始まりました。今日から計6回を、佐野先生と吉木先生が担当します。 まずは、佐野先生から実習の説明を受けます。よくみると、佐野先生の後ろでピースをしている方が・・・・・吉木先生ですね。 | |
座標の指定 | 渡された1/25,000の地図を使って、土地利用別に色塗りをしていきます。 その前に、吉木先生から、座標を使って色塗りをする範囲の指示を受けます。 | |
助言を得る | 座標の意味が分からなくて、色塗りの前から、行き詰まるグループがチラホラ。 教員の助言を受けて、なんとか作業を進めます。 | |
さあ、塗り絵だ! | グループごとに、土地利用ごとに色を決めたら、地図記号を頼りに、ひたすら塗っていきます。 塗っているうちに、大変な作業だということに気付かされます。来週までに、ある程度塗り終えてくださいね。 |