今年度は、助教の鈴木正貴がコメントいたします。[ ] は指導教員。
配布されたテキスト | 実習の最終回となる今週は、「プロジェクトワイルド・エデュケーター」養成講習の第2回目です。 テキストにあるプログラムから、班毎に一つ選んで実施します。 | |
動物ものまね | 代表者が動物のものまねをして、他のメンバーがその名前を当てるプログラムです。 写真は、ヘビのものまねを熱演しているところです。誰かが言い当てるまで、ものまねを続けます。 | |
死のつながり | バッタ、カエル、タカのそれぞれに扮して、鬼ごっこしながら食物連鎖を学びます。プログラムのタイトルは、「死のつながり」です。 バッタは「農薬入りの餌」を模した割り箸を持っているので、同時に生物濃縮の原理も学べます。 | |
大親友 | 生きものが描かれたカードを使って、片利共生、相利共生、寄生の関係を組にした「ババ抜き」をします。プログラムのタイトルは、「大親友」です。他にも、いくつかのプログラムを実施しました。お疲れ様でした。 |
今週は、「プロジェクトワイルド・エデュケーター」養成講習の第1回目です。担当は指導者の資格を持つ渋谷先生です。 会議室に集合し、まず当講習の内容について説明を受けます。 | 会議室に集合 |
見ず知らずの人が集まって、いきなり活動を開始することは困難です。 そこで、抵抗感を和らげ、コミュニケーションを促進させるために、アイスブレイクを行います。アイスブレイクには、ちょっとしたゲームなど様々なプログラムがあります。 | アイスブレイク中 |
次に、プロジェクトワイルドのプログラムを試してみます。 「オー・ディア!」という生態系の原理を知るプログラムです。ゲーム感覚で、野生生物の個体数の変動は当然であることを理解します。 | プログラムの試行 |
配られたテキストをながめます。2冊のテキストの中に、様々なプログラムが用意されています。 来週は、班毎に指導者となって、プログラムを実行してもらいます。 | 班毎に打合せ |
滝沢森林公園に集合 | 年明け最初の実習は、雪の上についた動物たちの足跡探しです。 防寒の準備を整えて、滝沢森林公園のネイチャーセンター前に集合です。 | |
雪の中を歩く | 雪の中を歩きながら、足跡を探します。 新しい足跡は、種類まで見分けることができるのですが、時間の経った足跡の主を見分けるのは難しいですね。 | |
アカネズミの足跡 | 何種類の動物の足跡を見つけることができたでしょうか。 トウホクノウサギ、ホンドリス、テン、イタチ、タヌキ、カモシカ。左の写真は、アカネズミの足跡です。雪の中を潜って移動しているようですね。 | |
センターで野鳥観察 | 一時間ほど雪の中を歩いたら寒くなったので、ネイチャーセンターに入って野鳥の観察をします。スタッフの方に教わりながら、センターにやってくる野鳥を調べます。 |
今日は、2週にわたってグループごとに行ったヒアリング調査の結果をとりまとめて、倉原先生に報告します。 まずは、共通実験室に集合です。 | 共通実験室に集合 |
調査時の様子を思い返しながら、結果を整理していきます。 被災者の方から、どのような話を聞くことができたでしょうか。 | 調査結果の整理 |
整理した調査結果をみながら、倉原先生に内容を説明します。整理の段階で抜け落ちたことはありませんか。 これで、年内の実習は終了です。再提出を指示されたグループは、早めに仕上げて気持ちよく新年を迎えましょう。 | 調査結果の報告 |
ふたたび岩大のプールへ | 今週からは、ヒアリング調査の予定でしたが・・・・支援物資の仕分け作業が滞っているとのことで、ふたたび岩大のプールへ。 男性は紙おむつの分別を、女性は生理用品の分別をそれぞれ担当します。 | |
紙おむつの分別作業中 | 山積みの段ボール箱を一つずつ開封して中身を確認し、サイズごとに詰め直します。 被災者に向けたメッセージの書かれた物資も。 | |
旧番屋(鉈屋町)へ | 作業が一段落したところで、SAVE IWATEのもう一つの活動拠点である鉈屋町の旧番屋を訪ねます。 ここでは、盛岡市内に避難している被災者を対象に、生活用品を配布しています。 | |
施設内部の説明 | SAVE IWATEのスタッフの方に、施設の内部を案内して頂きました。再来週の実習時までに、「もりおか復興支援センター」と「旧番屋」にて、グループ毎にヒアリング調査を行い、調査結果を整理します。 |
今日は、前回に続いて、SAVE IWATEの活動に参加します。もりおか復興支援センターに行くはずだったのですが、急遽、岩手大学のプールへ。 目の前に現れたのは、救援物資が詰め込まれたトラック。これから、物資をプールの中に運び込む作業を手伝います。 | 救援物資の搬入 |
岩手大学のプール内は、救援物資の仮置き場となっていました。 奥の方から、物資を積んでいくため、みんなで列を作ります。 | 岩手大学のプール内部 |
男女混ざって、物資をリレーします。時折、重たい箱が流れてきますが、気合いで乗り越えます。 おでん、毛布、紙おむつ、Tシャツなど、様々な物資が、遠方より送られてきていました。 | 物資のリレー |
物資を運び込んだ後は、紙おむつをサイズごとに分別する作業を行いました。 今日は、これでタイムアップです。来週は、ヒアリングを予定しています。みなさん、寒い中、お疲れ様でした。 | 紙おむつの分別作業 |
復興支援センターへ | 今週からは、震災復興支援のため設立されたSAVE IWATEの活動に加わって、仕分け作業等を手伝いながら、被災者・関係者を対象にヒアリング調査をします。 活動拠点である「もりおか復興支援センター」へ。 | |
事務局長の話を聞く | 事務局長にお会いして、活動組織の概要や復興支援の現状を聞きます。 復興状況に対する意識が、被災地から離れるにつれ楽観的になっていることや、必要物資の種類に偏りがあるとのことでした。 | |
仕分け作業 | 説明を受けた後、スタッフの説明を受けながら、作業を手伝います。 物資の仕分け、通路等の掃除、物資の運搬など、グループに分かれて作業を行います。 | |
荷物の運搬作業 | 今回の実習は、計5回を予定しています。来週からは、もう一つの活動拠点である鉈屋町の「旧番屋」も訪問する予定です。 |
今日は、大学近隣の雑木林に行って、林床管理を行います。その後、バイオマス利用の一例として、枯木や枯葉を燃料にピザを焼いて食べます。 まずは、有志を募って、ピザの生地と具材を用意。 | 生地を作る |
生地をこねる傍らで、具材を用意します。普段、料理をする学生にはお手のもの? 生地が膨らんだら、みんなで生地をのばし、型皿に広げておきます。これでピザ焼きの用意が完了。 | 具材を刻む |
雑木林へ行って、作業をします。 立木に絡むツタをほどいたり、枯木・枯葉の除去を行います。作業が終わればピザが待ってます。がんばりましょう。 | 雑木林の管理作業 |
作業が終わったところで、釜に集合します。 事前に釜の火入れをして頂いた方々に感謝しつつ、みんなで好きな具材を乗せて、焼いていきます。 | ピザを焼く |
さあ、焼き上がりました。全部で20枚。みんなで食べ尽くします。 バイオマス利用の一例としてピザを焼いたことを、お忘れ無く。 | できあがり! |
会場の様子 | 2週にわたって、現地調査と、そのとりまとめを行ってきました。今日は、その成果の発表会です。 班毎に、パワーポイントを使って発表します。 | |
発表の様子 | 持ち時間は、発表時間と質疑応答時間をあわせて30分程度。 設定した仮説にはじまり、調査内容と調査結果、そして考察の順に説明していきます。 | |
聴衆からの質問 | 発表後、聴衆から質問を受けます。 学生のなかには、調査の対象となったニュータウンに住んでいる人もいます。土地勘があるだけに、より具体的な質問が出てきます。 | |
講評 | 発表が全て終わり、佐野先生から講評を受けます。せっかく調べた調査の結果をもっと活かすように指示がありました。レポートの提出締切は、11月末です。頂いたコメントを参考にしながら作成しましょう。 |
今日は、先週から引き続いて調査計画を立案し、発表します。 班毎に集まって、調査計画を煮詰め、発表原稿を作成します。 | みんなで相談 |
発表の方法は、要旨の配布やパワーポイントなど、自由に選択できます。 パソコンとにらめっこしながら、原稿を作成していきます。 | 議論中 |
教室を変えて、発表会です。くじ引きで、発表の順番を決めます。 仮説や設定した調査対象、調査方法など、班毎に発表していきます。質疑では、別班からの質問も寄せられました。 | 発表会の様子 |
全ての班の発表が終わったところで、佐野先生、吉木先生から講評して頂きました。 調査は、計画が重要です。今、しっかり準備して、現地調査にのぞみましょう。 | 講評 |
住宅地図をながめる | 今日は、現地調査の準備をします。 前回、選定したニュータウンの住宅地図をコピーして、机上に広げます。 | |
空き家を探す | 住宅地図から、空き家や空き地を探し出してカウントします。 住宅地図だけでは、判断の難しい場所があるようです。現地で確認する場所としてチェックしましょう。 | |
助言を仰ぐ | 選定した場所で、自分たちで考えた仮説を立証できそうですか? 住宅地図をながめ、先生の助言を仰ぎながら、再考します。 | |
議論を重ねる | ニュータウンの盛衰について、どのような仮説が立ちますか?そして、どのような調査をすれば、その仮説が証明できますか?来週は、班毎に説明してもらいます。調査内容をしっかり練っておきましょう。 |
今日は、盛岡市内に存在するニュータウンを探し、様々な視点で類型化を試みます。 まずは、5万分の1、2万5千分の1の地図や、道路地図などを使って、ニュータウンを探します。 | 探す |
見つけ出したら、5万分の1の地図上に、その範囲を色鉛筆で塗りつぶしていきます。 家の配置などから見つけ出すのですが・・・旧集落と見分けの付かない場所もあって、結構難しいです。地元出身の学生は、少し有利かもしれませんね。 | 塗る |
次は、ニュータウンを色分けした地図を俯瞰しながら、様々な条件を検討して、類型化を試みます。 主要道路から近い、駅から近い、ショッピングモールがある・・・などなど。 | 相談する |
類型化するにあたって、どんな条件が考えられたでしょうか。グループごとに発表してもらいます。 最後に、グループで調査するニュータウンを選定します。きちんと仮説を立て、それを証明できるように選定しましょう。 | 発表する |
渡された地形図 | 今日は、オリエンテーリングです。8班に分かれて、地形図を頼りに、山中に置かれた8本のフラッグを探します。 実験室で説明を受け、岩手大学の演習林へ。 | |
捜索開始! | 天候は、あいにくの雨。 雨具を装備して、地図を片手に捜索開始です。 | |
主を待つフラッグ | 現地には、このようにフラッグが置かれています。 見つけやすいところに置いてあるようなのですが・・・・果たして幾つ見つかるでしょうか。 | |
木漏れ日 | 捜索の途中で、雨が上がりました。木々の間だから、木漏れ日が差し込みました。残り時間もあと僅かです。がんばりましょう。 | |
フラッグの前で | 捜索終了の時間となりました。 残念ながら、全てのフラッグを見つけ出した班はなかったようです。お疲れ様でした。 |