在校生に講座選択の理由を尋ねました。[ ] は指導教員です。
一年次の授業で気候について学び、地球環境というものについて興味を持つようになったのが、環境政策講座に進もうと考えた最初のきっかけです。さらに、環境問題やまちづくりなどいわゆる環境系の授業を履修していくで、里山の持つ機能や、そこから人が享受している恵みについて学びました。その多くで基盤となっている植物についてさらに知りたいと考え、私は環境政策講座に進みました。 環境政策講座では地質や水質、植物など様々な観点から環境について考えます。座学でももちろんたくさんのことを学びます。そして実習は、それまでに学んだことを生かし自分達で考え、体験して学ぶことができる貴重な場です。頭も体も使い学んでいく中で、それぞれの要素が相互に結びついているということがわかると思います。これまで生きてきた自分達を取り巻く世界、つまり環境について深く学べるのが環境政策講座ではないでしょうか。 |
漆原由芙紀さん (4年生)[島田] |
藤原広中君 (4年生)[豊島] |
岩手生まれ岩手育ち、野山の多い地域で育った私にとって自然はとても身近な存在でした。大学へと進み、自然環境についての授業や演習を経験する中で、私たちの普段の行動が周囲の環境や生息する生物にどのような影響を与えているのか、普段自然の中で生活しているだけでは気づかなかった多くのことを学びました。 自分の周りにはまだ多くの知らない自然があり、それらを実際に見て触れてみたいと思ったことがこの講座を選択した理由です。 環境政策講座では、教室に篭って研究するだけではありません。調査の時は実際に現地に足を運び、自分の目で課題と向き合い、地域の方から話を聞くことで、より深い理解と広い視野を持つことができます。普段は見慣れている景色も、環境について学ぶことで一味違った面白いものになりますよ。 |
(2016年07月26日更新)