実習中 | 職名教授専門分野都市計画、まちづくり、コミュニティデザイン |
地域環境計画論、NPO論、各実習演習
学術博士
ひろく「まちづくり」といったテーマで取り組んでいます。それぞれの地域・地区の特性や状況に配慮しながらより良い暮らし・まちづくりに向けた実践的な活動を目指しています。
生活や地域環境を総体的に取り扱うのでテーマも多様になりますが、例えば幾つかあげると、中心市街地活性化、子どもや高齢者の目線、地域資源を活かした産業開発、景観の保全・創造、集住環境計画、地方集落の生活・文化継承、安心安全な居住環境、etc。
岩手県内市町村公共事業評価委員会(2004年−)
札幌市コミュニティ型建設業創出事業(2004年−)
盛岡市開発許可制度見直し懇話会(2006年−2007年)
紫波町都市計画審議会(2006年−)
北海道・市民協働型雇用おこし促進事業(2006年−)
北上市都市計画審議会(2007年−)
岩手県特定大規模集客施設立地誘導審議会(2008年−)
岩手県草の根コミュニティ事業(2008年−)
ほか/福祉・景観・まちづくり関係の各NPOや各種各地のまちづくりアドバイスやプランニング、など。
大学生時代、建築・都市計画系の研究室でしたので、施設・住宅・各空間などの調査・計画・設計が主に行われていました。一方でまちづくりの調査や各実践も行っており、子ども達による町の探検活動、わが町を題材にした住民の手作り絵本創作、地域各主体を巻き込んだまちづくりイベントなど、参加・協働によるソフトな活動を行ってきました。いまもその延長といった感じです。
人であれ、まちであれ、それぞれの魅力的宝(個性、地域資源)を如何に発見し育んでいくかが大事です。その上で、人間発達のまちづくりを目指しています。関わる人たちが人間的に成長していくこと、そのことが一方で地域環境のハード・ソフトを高めることに、その相互作用による持続的向上がまちづくりでもあります。
それゆえ地域生活に身を浸した実践的な研究活動を今後も続けていきたい。そのなかで学生、住民、行政、企業、研究者の一人ひとりが触発し合う関係を開いていきたい。少子高齢化、過疎化、産業低迷など難しい課題のある現代だからこそ未来はあると思います。
(2010年07月21日現在)