「公共交通機関を利用する」
「多様な生きものが生存できる場所を保全する」
果ては
「戦争をしない」
など、主体・対象・場所・時間が異なれば、それぞれに果たすべき役割、求められる行動があります。
環境問題には、経済的・社会的・文化的・政治的などさまざまな原因があります。すなわち、複合的な原因が複雑に絡み合いながら問題が生じているとすれば、問題の全体像を見ながら、原因のひとつひとつを解決していくことが必要です。
環境政策講座には、解決の糸口として、地域社会・動植物・土壌・大気・水などの諸分野で活躍する教員が在籍しています。基礎となるデータを積み重ね、多面的な視点・作業を通して物事を見る能力が身に付けば、どのような問題にぶつかっても、たくましく、実直に対応することができるでしょう。
本講座の教育・研究活動を通して、環境問題の解決に向けて共に行動できることを願っています。