この実習は変則的に行われます。実習助手の阿部由里がコメントいたします。[ ] は指導教員。
今年度の実習IIは、5月〜7月の土曜日に実施されます。
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設置中 |
先週と今週で水質・水生生物のパートを行います。実習Iでは水質のことを主にやっていましたが、今日はそのデータや池の形状を考慮して魚類採捕をしてもらいます。 雨の中で大変ですが、レポートを書く際にトラップ設置の根拠を示す必要があるので、先週たてた計画をよく確認して作業しましょう。 |
個体数推定 | 設置が済んだら、数時間置く必要があるので、その間に個体数推定法のシミュレーションをします。紙コップを池、中に入っているゴマを魚などの生き物に見立てて個体数推定をします。 各班の推定値が出そろってもまだ終了じゃありません。池の中の個体を全部数えて、どの程度の誤差が出るかも確認しましょう。 |
捕れたかな? |
午後になったら、トラップを引き上げに行きます。捕れているでしょうか? 魚類は体長計測をしますが、ザリガニは実験中の4年生がいるので採捕数だけ記録します。どちらも入っている時は、手を挟まれないように注意してくださいね。 |
体長測定 |
雨だったので、体長測定は実験室で行いました。多い班だと1か所で50匹ほど取れていたので、協力しつつ進めます。 データが出揃ったら、設置場所と設置の目的を共有して、終了です。レポート課題を提出したら、今年度の実習IIは終了です。一足早いですが、皆さんお疲れさまでした。 |
毎木調査の最終回です。今日はあいにくの雨。 前回までの調査結果をデータ化するところから始めました。レポートでは全項目を揃えてから解析してもらうため、統一した様式でデータ化していきます。 | データ入力 |
午後は雨が上がったので、残った樹木の調査を行います。ナンバリングは増やさず、前回までにナンバリングした樹木の計測を行うことにしました。 残りは約200本ほど。ナンバリングをやっていた班には、樹高測定に回ってもらいます。おそらく、2時間ほどで終わるだろうと見込んで、どんどん作業を進めます。 | 樹高測定の確認 |
少し短縮して、1時間半ほどで作業が終わりました。800本以上を調査しましたが、まだ大学の外周などの樹木は残っています。 データ入力の課題が出ましたが、来週までなので早めにやってくださいね。お疲れさまでした。 | 調査終了!! |
捕獲! |
朝は少し雨模様でしたが、なんとか時間までには上がりました。今日は滝沢森林公園での昆虫採集です。 外部講師の伊達先生にご協力いただき、午前は昆虫採集と採集場所の記録を行います。 |
周辺環境の記録 |
毎年注意事項で話していますが、あくまで「昆虫」の採集です。クモなどの節足類を取ってこないでくださいね。 説明が済んだら、早速採集に向かいます。様々な種類が捕まえられるよう、分類の「目」を意識してください。 |
木の間にいるかな? |
ノルマは例年通り、一人5匹です。朝に雨が降ったこともあり、林内より草地などの開けた場所の方が見つかるかもしれません。それぞれ作戦をたてましょう。 葉の裏や積み重なった落ち葉の間など、隠れるところはたくさんあります。目につく虫だけが対象ではありませんよ。 |
同定開始 |
午後は昆虫図鑑を用いて、昆虫の同定をします。検索表やハンドブックなどであたりを付けて、さらに専門的な図鑑で調べるというステップを踏みます。 あたりをつけても、案外そこから間違えてしまっていることもあります。分からない部分は、どんどん質問しましょう。 |
図鑑との比較 |
羽の形や模様、顎や胴の形など、判断基準は多岐にわたります。種の特徴なども教えてもらいつつ、全部が同定できるまで頑張りましょう。 間違いがないか確認してもらい、15時半頃に全員が作業を終えました。お疲れさまでした。 |
なんとか晴れて、今日も大学の毎木調査を続けます。 前回は、テニスコート近くのシラカンバの並木で終了したグループが多かったので、各グループ続きからスタートです。 | 計測再開! |
樹高計測は、測量ポールで基準を示す係と、計測機器を使用する係が必要になります。 樹木が隣接して生えている場合は、頂点が見やすいよう揺らしてやるなど、ちょっとコツのいる作業です。 | 木の頂点はどこ? |
幹の傾きを計測するグループでは、傾いてる方角と角度を記録します。 樹種によって傾いている個体が多いものがありましたね。樹木に近づく必要があるので、前回の藪では大変でした。 | 幹の傾き |
学部棟の間になると、樹木が飛び飛びで生えているので、ナンバリングを追うのが少し大変になってきます。 作業に慣れたこともあり、前回よりペースが上がり、多いところだと600本ほど作業が終わりました。次回は、調査完了を目指します。果たして、何本になるでしょうか。 | まだまだ続く |
道具の確認 |
今日は、屋外での実習です。大学構内の毎木調査を行います。 樹種同定・マッピング、樹高計測、胸高直径、幹の傾きの4グループに分かれて、構内にある全樹木の計測を行います。 |
何mあるかな? |
全樹木と言っても、以前の調査で850本ほどは終了しているので、残り(800〜1200本?)を3回に分けて調査する予定です。気が遠くなるようですね;; まずは、全員で計測方法や道具の確認をして、一通り作業を覚えるところからスタートです。 |
樹種同定 |
こちらは、樹種同定とマッピングのグループです。木の健康状態も調査項目に含まれています。 このグループが先行して、ナンバリングを元に後続のグループが各項目を計測していきます。今日だけで、約400本の記録をしました。 |
藪の中 |
後半の作業で当たった、藪の中です。カラマツの下に低木などが生えており、なかなか作業が進みません。 時々ハチが出現したりして、作業が中断することもありました。間違っても、暴れたり叩いたりしてはいけませんよ! |
胸高直径 |
胸高直径は、幹の太さを測ります。枝分かれしていたり、萌芽だったりと、計測方法を考えながらやる必要があります。 各グループで200〜400本の記録を行いました。他の作業については、また次回紹介します。暑かったので、水分を取って休んでください。 |
実習Uは、土曜日に実施されます。今回は、現役山岳ガイドの方を外部講師として招いて、安全講習です。 装備のことは実習Iでもやりましたが、より実践的な学習をします。午前中は座学で、事前準備やそれに伴う危険予知などを学びます。 | 野外での危険とは |
地図を見て、危険予知をしてみましょう。地図から読み取れる危険は、どんなものがあるでしょう。 これには正解はありません。雨天やけがをした時の退避方法等、様々なことを考えてみましょう。 | シミュレーション |
午後は実技です。まずは屋内で、基礎的なファーストエイドや搬送方法などを学びます。 三角巾を用いての止血や固定、捻挫をした時のテーピングや、ビニールシートでの搬送方法などを教えてもらいました。 | 三角巾の使い方 |
続いて、ロープワークの一部を学びます。 見た目は簡単そうですが、実際に結ぶとなるとなかなか難しいですね。実践でも生かせるよう、時々手を動かしてみることが大事ですよ。 | 結べる? |