今年度は、助教の鈴木正貴がコメントいたします。[ ] は指導教員。
最終回の今日は、学生の皆さんがファシリテーターになってプログラムをすすめてもらいます。 まずは、前回のおさらいもかねて、渋谷先生の進行で「トンボ池」というプログラムをやりましょう。湖の周りに街を作るのですが、そのほとりにある湿地に生息するトンボを保全することが条件です。 | 「トンボ池」 |
肩慣らしをしたところで、班毎にプログラムを進めていきましょう。写真は、「魚を作ろう」というプログラム。 架空の魚を描き、その生態的な特徴をあげてゆきます。 | 「魚を作ろう」 |
次は「死のつながり」。まずは、バッタを演じて2種類の餌を食べ(拾い)ます。この後、カエル、タカを演じる者が順に現れます。 最後はタカに餌が集まるのですが、実は餌の1種類は農薬に汚染されたもので、その量から生物濃縮の過程を知ることになります。 | 「死のつながり」 |
全ての班がプログラムを終えたところで、講習修了証が交付されました。屋内で生態学を学ぶことができる方法として、重宝するのではないでしょうか。 後期の実習はこれで終了です。お疲れ様でした。 | 講習修了証の交付 |
会議室に集合 | 今日から2回に渡って、環境教育プログラムの一つであるプロジェクト・ワイルドを学びます。屋内でも、体験しながら学べる内容が多いので、天気の悪い日でも利用できるプログラムです。 資格取得もできるので、がんばりましょう。 | |
アイスブレイク中 | まずは、面識のない人達が集まったと想定しましょう。プログラムを始めるには、まず雰囲気作りが必要になりますね。 そこで、まずは、アイスブレイクをかねて、様々なゲームをしましょう。もちろん、ゲームの内容も環境学習の一つとなっています。 | |
アライグマ・トラブル | プロジェクト・ワイルドには、様々なプログラムが用意されています。汗をかくような体を使ったプログラムはもちろん、机上で作業するプログラムもあります。 写真は、個体群の増減を計算するプログラム。どのような環境条件が個体数に影響を及ぼすのかを学びます。 | |
打合せ中 | 今日は、渋谷先生の指導で様々なプログラムを体験しました。来週は、皆さんが指導者になってプログラムを実施して貰います。 プログラムの実施には、事前の準備が欠かせません。グループで話合って、しっかり準備してださいね。 |
年明けの実習は、外へ出て、動物たちの足跡探しをしましょう。足跡から、種や個体数の推定ができます。 共通講義室で説明を受けたら、大学の北側にあるネイチャーセンターまで出かけます。片道20分の雪道をみんなで歩きます。 | ネイチャーセンターへ |
森に入ったら、さっそく足跡を探します。 見つけたら、足跡をスケッチして、資料をみながら種類を同定しましょう。さあ、何種類見つけられるでしょうか。 | 足跡を探す |
写真はホンドリスの足跡です。この他にも、テンやキツネ、タヌキなどの足跡もありましたね。今年は、例年に比べてノウサギの足跡が少なかったような気がします。 大学構内でも、動物の足跡が見つかります。ぜひ、探してみてください。 | ホンドリスの足跡 |
足跡の探索が終えたら、ネイチャーセンターに行って、観察窓を使い、飛来する野鳥の種類の同定とスケッチをします。 スケッチは、外見の特徴を捉えられているか確認するものです。後で提出して貰いますから、しっかり描いてくださいね。 | 野鳥観察 |
実習後、昨夏に行った昆虫採集の同定結果の優秀者を表彰しました。受賞者は6名でした。 賞品は図書カードです。有意義な使い道を考えてくださいね。(^_-) | 【番外編】昆虫採集の表彰式 |
発表会会場 | 今日は、動物公園リニューアルにむけて、班毎に提案内容を発表して貰います。動物公園の園長をはじめ、盛岡市担当職員の方々にもお越し頂きました。 参考になるアイディアはないかと、期待されていますよ。 | |
発表中 | 班毎にパワーポイントを使って説明してゆきます。イメージを作図したり、実例を紹介したりと、発表内容に工夫がみられますね。 話を聞いている担当の方々の表情は、真剣です。奇抜なアイディアがあると、笑っていましたが。(^^ゞ | |
施設関係者から質問 | 発表が終わると、倉原先生の司会で質問時間をとりました。 学生は、担当の方からの質問に答えます。時々、会場全員に対しての質問もありましたね。 | |
園長から講評 | 最後に、園長から講評を頂きました。参考になるアイディアが沢山あったようで、良かったですね。一生懸命に考えたかいがありましたね。 今年の実習はこれで最後です。次回は来年になります。 |
前回に引き続いて、今回もグループで話合いをしてもらいます。 前回は、実際に動物公園を歩いて、良い点・悪い点を整理したところで終わりました。今回は、これらの課題をふまえ、どのようにリニューアルしたら良いかを検討します。 | 共通実験室にて |
前回作成した資料を広げて、おさらいしましょう。 まずは、コンセプトを考えます。家族、恋人・・・対象も様々。コンセプトが定まったら、それに即した細かい改善点を探ってゆきます。 | 前回の議論を振り返る |
煮詰まったら、倉原先生のアドバイスを受けます。実現不可能では困りますが、思い切ったアイディアは歓迎とのこと。 次回は、動物公園の職員を迎えて発表会をします。しっかり準備をしてくださいね。 | 倉原先生のアドバイス |
実験室に集合 | これまで、盛岡市動物公園を2回訪ねました。 そこで今日は、班毎に、現状に対する意見を交換したのち、リニューアルに対する提案内容を検討します。 | |
意見を書き出す | 机上に園内の平面図を置き、気になった場所に、その内容を書いた付箋を貼ってゆきます。 赤い付箋は問題だと思う事。黄色い付箋は現状で良いと思う事。 どの班も、赤い付箋が多いですね〜。 | |
班毎に発表 | ひととおり意見が出されたところで、班毎に発表して貰います。 ある班は良いと思うところが、別の班は問題点とするなど、考え方はいろいろですね。 一方で、どの班にも共通する問題点は、リニューアルの重要課題になるのでしょうね。 | |
テーマを考える | 最後に、出された意見を参考にしながら、リニューアルに向けての提案内容を考えてゆきます・・・と検討を始めたところで、本日はタイムアップ。来週に続きます。 |
先週から、盛岡市動物公園を対象に実習が始まりました。リニューアルを検討している動物公園に、ユーザーとして何か提案しようというのが目的です。 まずは、各自で盛岡市動物公園へ行って、個人の感想をまとめて貰いました。そして今日は、みんなで動物公園へ行ってみることに。 | 盛岡市動物公園へ |
公園内に入ると、園長が出迎えてくれました。動物公園の簡単な沿革の説明を受けます。 リニューアルに向けて、いろいろな意見が欲しいとのこと。みんなで歩きながら、意見を交わすことにしましょう。 | 園長のお話 |
2時間かけて園内をゆっくり散策します。みんなで話しながら歩くと、いろいろな事に気付かされますね。 動物の事だけではなく、看板やトイレなど、細かいところをチェックしている班もありました。 | キリンのエリア |
もちろん、動物公園ですから、気になる動物がいれば、立ち止まってしばらく眺めるのもありです。 カワウソ、プレーリードッグ、ウサギ・・・。そうそう、ウサギといえば、抱ける時間を把握していて、手を洗って待っていた人もいましたね。 | プレーリードッグのエリア |
せっかくなので、オグロプレーリードッグの写真を一枚。なんだか、寒そうでしたけど。 来週は、公園の平面図を広げて、ワークショップを行います。今日思いついたアイデアを忘れないようメモしておきましょうね。 | オグロプレーリードッグ |
ピザ生地づくり | しばらく屋内で作業が続いた実習ですが、今日は野外へ。雑木林の管理作業を行います。寒いですが、がんばればご褒美が。 午前中に、有志で生地づくりをしてもらいました。そう、ご褒美とはピザを焼いて食べること。 | |
雑木林を管理中 | 春にカタクリの咲いていた雑木林へ。ササ刈り、つるの除去、落葉かき・・・やることが沢山。 なぜピザ焼きなのでしょう?それは、集めた枯木は大切なエネルギーであることを学ぶためです。かつては、こうしてエネルギー利用のために、雑木林は管理されていたのです。 | |
好きな具材をのせて・・・ | 作業を終えたら、早速ピザ焼きを始めましょう。釜の準備はOK。生地に好きな具材をのせてゆきます。 野菜、ベーコン、コーン、シーフード・・・のせすぎると、中まで火が通らなくなるのでご注意。 | |
ピザを焼く | 具材をのせたら、順番に焼いてゆきます。少ずつ回しながら焼いてゆくのがコツのようです。どんどん焼けてゆくのがわかりますね。 そうそう、このピザ釜の燃料は、昨年、先輩達が集めた枯木ですよ〜。 | |
さあ、食べよう! | 焼き上がりました。さあ、食べましょう。 ピザ焼きをとおして、木質バイオマスの利活用を学べましたか? え?ピザが美味しかったことしか覚えてないの?(T_T) |
今日は、班ごとに、これまでの成果を発表して貰います。とくに、背景、目的、方法については、きちんとストーリーが成立していなければなりません。 佐野先生より発表時間等の説明を受けたら、発表会のはじまりです。 | 102講義室で発表会 |
しっかり仮説を立てることができた班の発表は、聞いていて分かりやすいのですが、そうでない班の発表は、理解するのが大変。(^^;) 「出来の善し悪し」が明確に分かれてしまったようですねえ〜。 | 発表中 |
発表内容について、ダメ出しをされた班は、早急に仮説を再検討しましょう。 今後は、班毎に報告書をまとめてもらいます。報告書の内容に不備があれば、受理されず返却されてしまいますのでご注意。まずは、一報を早めに提出しましょう。 | 講評 |
テーマについてコメント | 今日は、前回提出して貰った班毎のテーマに対するコメントから。まだまだのようですね。 実はテーマを決めることは難しい作業です。それでも、教員が提示するのは簡単。みんなで考えることに意味があるのです。 | |
作業しながらテーマを再考(1) | 今日は、作業しながら、テーマを再考する時間になりました。 地図をみながら、自分達で設定したカテゴリーを色鉛筆で塗り分けるなど、街の変容を掴む作業をします。 | |
作業しながらテーマを再考(2) | パソコンを使って作業する班もいます。 来週は、発表会になります。その前に要旨提出もありますね。あまり時間がありません。みなさん、がんばりましょう。 |
今日は、先週に引き続いて、データを整理しながらテーマの選定を行います。あわせて、対象地区も考えないといけません。 どんな仮説が立てられるでしょうか。踏査した時の街の様子を思い返しながら考えてみましょう。 | 只今、作業中 |
考えが煮詰まったら、一度、先生に相談してみましょう。もしかすると、調査や考察に至る事が難しいテーマを考えているかもしれませんよ? 駐車場、マンションなど、これまで対象としてきたもの以外に、新たな対象が必要かもしれません。 | 先生に相談 |
実習の後半は、班毎に所信表明をして貰います。どんなテーマで、何を対象に、どのような調査をするのでしょうか。 まだ漠然としているようですが、面白い視点を持っている班がありますね。先生方からのコメントを大切にして、もう少し考えてみましょうか。 | 所信表明? |
最後に、吉木先生から、レポートの書き方について説明がありました。目的、方法、結果、考察。この順番に従わなければいけません。 まずは、これらの項目のうち、目的と方法を、しっかり整理しましょう。ここが研究の面白さでもあるのです。 | レポートの書き方について |
現地踏査を振り返る | 今日は、盛岡市内を踏査した結果の報告から。 まずは、グループ毎に、踏査結果について話合います。どこの地区で、何を調べ、そして何に気付いたでしょうか。 | |
班毎に調査結果を発表 | 話合いが終わったら、班毎に発表して貰います。 駐車場、コンビニなど、指示された対象は一通り調べているようですが、他に何か気付いた事はありましたか? | |
分析対象の検討(1) | 次は、テーマの選定に入ります。テーマが決まらないと、調査対象や調査方法が決まりません。 踏査結果や住宅地図、ネットなどを利用して、仮説を検討します。 | |
分析対象の検討(2) | もし、とある地区の過去と現在に注目することが中心となるテーマとしたら、そのテーマを解決するために何を対象にしますか?そして、その変化をどうやって評価したら良いでしょうか? 来週は、研究テーマと研究方法について発表して貰います。 |
今日の実習は、予定通り現地を踏査します。まずは、盛岡駅に集合です。 時折雨の降る天気ですが、集合中は晴れてくれました。 遅刻は2名のようです。時間通りに集合しましょうね。(-.-#) | 盛岡駅に集合 |
現地を踏査するにあたって、踏査のポイントが書かれた資料が配布されました。コンビニやマンション、駐車場・・・どこに、どれだけあるのでしょう。 対象エリアが広いと、かなり歩き回ることになりそうです。 | 配布された資料 |
最後に先生方から注意事項の説明があって、いよいよ出発です。テーマ策定を念頭に置きながら、散策してみましょう。 【後日談】全員無事に調査を終えたようです。18時近くまで調査した班もあったようですね。ご苦労様でした。 | 佐野先生から説明 |
実験室に集合 | 夏休みが終わりました。後期初日は、いきなり実習です。今日から計6回を、佐野先生と吉木先生が担当します。 今年のテーマは「盛岡市における都市空間構造の変容」です。 | |
配布された地図 | 盛岡市に関する地図が何枚か配布されました。 今回の実習の対象は、盛岡市街。南大通1、中央通1・・・など、幾つかあるエリア単位で、調査対象区を選びます。 | |
調査対象区の選定 | 作業は、ゼミのメンバーを基本として、3人〜4人のグループに分かれて行います。 まずは、どこのエリアを調査するのか相談です。土地勘があるエリア・・・程度しか、選択理由がないかもしれませんが。(^^;) | |
何が変わっているのだろう? | 対象区を決めたら、インターネット上の電子地図などを利用して、過去と現在を見比べてみます。何が変わっているでしょうか? 来週は、グループ毎に、選定した対象区を歩いてみましょう。 | |
【番外編】昆虫採集(1) | ここからは、番外編です。今年の八幡平実習で雨天中止となった昆虫採集を、大学構内で実施しました。 午前中に採集した個体を、ルーペ等を使って同定します。一人につき「5目」を採集することになっていますが、同目がいるかも。 | |
【番外編】昆虫採集(2) | 昆虫の専門家である伊達先生の協力を仰ぎながら、図鑑を使って種を同定します。 どうやら、5目を見つけた学生がいるそうな。後日、伊達先生の採点結果をもとに、成績優秀者は表彰します。 |