今年度は、助教の鈴木正貴がコメントいたします。[ ] は指導教員。
今日は、グループごとにプロジェクト・ワイルドのアクティビティー(プログラム)を実施して貰います。 ・・・と、そのまえに、貴重なトンボを守れる街作りを考える「みんなのトンボ池」をやって、頭の準備体操を。 | 「みんなのトンボ池」実践中! |
写真は、「魚を作ろう」に取り組んでいるところ。空想の魚を描きながら、その形態の特徴は、どのような生息環境に適合した結果なのか考えます。 体が扁平のようなので、川底を這うような泳ぎ方をしているのかな? | 魚を作ってます。 |
お次は「抑制とバランス」。「繁殖」「条件」「管理」の3つのカードを交互に引いてゆき、裏に書かれた内容に従って、自分の家畜頭数を調整します。 頭数が増えすぎたり、減りすぎたりしたら、あなたの牧場は経営破綻! | 「抑制とバランス」のカード |
最後は、「動物ものまね」。プログラムをちょっとアレンジして、代表者が書いた動物の名前をグループのメンバーが当てます。そして、描かれた動物達に共通するものは何か?を考えます。 後期の実習は、これで終わりです。3年生の皆さん、お疲れ様でした。 | 「動物ものまね」お絵かき中! |
アイスブレイク中 | プロジェクト・ワイルドは、環境学習プログラムの一つで、屋内で学べる内容が豊富に揃っています。 今週と来週は、このプログラムを体験したのち、実際に指導してもらいます。 | |
プログラム実施中(1) | 写真は、生きものに必要な環境(食料・水・隠れ家のいずれか)になっている人達です。 向こう側にいる人達は「シカ」。シカは、合図で振り向いたとき、自分の求めるものになっている「人達」を取りに行きます。 | |
プログラム実施中(2) | 「シカ」は「環境」を見つけられないと、死んだということで「環境」に変わります。一方で、捕まった「環境」は「シカ」に。 これを繰り返してゆき、シカの頭数をグラフ化することで、環境容量の仕組みを理解して貰います。 | |
打合せ中 | 大切なことは、プログラム参加者に、きちんと意味を理解して貰うことです。 来週は、皆さんが指導者となってプログラムを実施して貰います。グループ内で、しっかり打合せをしてくださいね。 |
年明けはじめの実習は、大学の北側にあるネイチャーセンターへ。大学から歩いて20分ほどの場所にあります。ここで、動物の足跡を探します。 道中、年末年始に降った雪が凍って歩きにくいですが、吹雪いてないので良しとしましょう。(^^;) | ネイチャーセンターへ |
センターに着いたら、早々に森へ入って足跡を探します。立木から落ちた雪が、あちらこちらに穴を空けているので、少しわかりにくいかもしれませんね。 でも、ほら、よく見るとノウサギの足跡が。 | ノウサギの足跡 |
配布された用紙に、足跡をスケッチします。あわせて、大まかなサイズや歩幅を記載します。 1人あたり、4種は見つけましょう。何の足跡か推測してくださいね。あとで答え合わせをしますよ。 | 足跡のスケッチ |
足跡のスケッチが終わったら、ネイチャーセンターで野鳥の観察です。 こちらでも、確認された野鳥のスケッチを行います。特徴を掴んで描きましょう。 野外での実習はこれが最後です。お疲れ様でした。 | 野鳥の観察 |
環境調査実習室1にて | 今日は、2週にわたって実施したヒアリング調査の結果を確認します。 すでに、班毎に調査結果を報告しているハズですが・・・内容に若干の疑問が。(^_^;) | |
調査結果の確認 | 一班ずつ、調査結果について、倉原先生が自ら確認を行います。 結果について幾つか質問すると、記載漏れや誤認事項が発覚。ヒアリング調査の結果は、全て正確に記載しましょうね。 | |
調査結果の再整理 | 指摘を受けたら、すぐに調査結果を再整理します。 班のメンバー全員で、ヒアリングした時の事を思い出しましょう。 | |
一人ずつ感想を | 最後は、これまでの調査を振り返って、一人ずつ感想を述べてゆきます。 みなさんは、区界地区の将来にどんなイメージを抱きましたか? 今年の実習はこれで終了です。来年もがんばりましょう。 |
今日は、前回に引き続き、区界地区にて3つのグループに分かれたヒアリング調査です。 今回の対象は、道の駅、そば組合、兜明神岳・・・ん?兜明神岳? 地域資源をどう活かすかという観点で、登山するグループも。(^_^;) | 調査の説明と準備 |
小雪の降る中、バスで区界へ。道の駅、兜明神岳、そば組合の順に、バスから降りてヒアリング(登山)を開始します。 兜明神岳は、40分程度で登頂したようで、山頂では願い事を叫んでいたとか。そば組合では、地元の方が、そばを振る舞ってくれたとか。 | 道の駅(ビーフビレッジ区界) |
さて、道の駅でヒアリングを開始したグループはというと、事前に配布された調査票を使って、来客者に話を聞くことを繰り返します。 店に陳列してある商品を眺めながら、買って食べたりして・・・ | 道の駅でのヒアリング@ |
最近は、地元特産のそばを使って、ジェラートの新商品を開発しているとか。店員の方の話をきくと、様々な努力が垣間見えます。 本日の調査結果は、早々にまとめて提出してくださいね。 | 道の駅でのヒアリングA |
区界高原ウォーキングセンター | 小雪の降る中、バスの乗って、区界高原ウォーキングセンターへ。 ここで、5名の区界地区に住む方々にヒアリングを行います。綺麗な建物です。 | |
自己紹介 | 地元の方々を囲んで自己紹介から。 用意して頂いた資料について、地区代表の方が説明してくださいました。バイパスによる人の流れの変化、高齢化など地域の抱える問題が山積の様子。 | |
そば生産振興組合へ | 2つの班は、別の住民の方がいらっしゃるそば生産振興組合の事務所へ。 区界高原ウォーキングセンターから少し離れた場所にある事務所でヒアリング調査をします。この地区ではそばが名産品の一つになっています。 | |
ヒアリング調査中 | 事務所にいらした2名の方にヒアリングをします。聞き漏らさないようにしっかりメモを取りましょう。 来週は、地区の方が集まる催しに参加しながら、さらにヒアリング調査をすすめることにします。 |
人口減少が想定されるこれからの社会において、既存の集住形態を如何に維持していくかが課題となっています。 ということで、今回から、これからの集落やコミュニティのあり方を考えます。まずは、実習内容の説明から。 | 実習内容の説明 |
実習対象とする地域は、状況の異なる松園地区と区界地区の2地区。 卒論で区界地区を対象としている4年生の山火さんから、同地区の詳細を説明して貰います。 | 4年生による区界地区の説明 |
環境調査実習室1に移動して、パソコンを使った作業を行います。 厚生労働省の職業分類表に基づいて、松園地区の住民の職業を分類てゆきます。いろいろな職業があるのですね。 | 職業データの作成@ |
松園地区は調査対象です。調べた職業データは、調査する前の基礎的知見として有用です。 来週は、区界地区へ出向いて、ヒアリングを行いますよ。 | 職業データの作成A |
仕込み中です! | 今日は、雑木林の管理作業を行います・・・が、午前中からピザの仕込み。 バイオマス利活用の一環として、ピザを焼こうというもくろみ。準備をしてくれた皆さん、ありがとうございました。 | |
管理作業中 | 午前中まで降っていた雨も止み、軍手をはめて、いざ雑木林へ。 下草を刈り、枯れ木を整理することで、カタクリなど明るい林床を好む植物の生育を促します。 | |
ピザを焼く@ | 作業を終えたら、雑木林の中にある釜のところへ行って、ピザ焼きの準備です。好きな具材をのせましょう。 釜は、昼前から依田さんが火入れをしてくれました。感謝、感謝。 | |
ピザを焼くA | 具をのせたら、どんどん焼いていきます。 燃料は、先程の雑木林の管理で出てきた枯れ木。ピザをほお張りながら、バイオマスの利活用について考えます。 |
本日は、これまでの調査結果を取りまとめ、発表して貰います。グループ毎に配付資料を用意して、講義室に集合します。 吉木先生から、発表時の留意事項の説明を受けたら、発表会の開始です。 | 103講義室に集合 |
全てのグループが、パワーポイントを使った発表となりました。発表原稿も用意するなど、しっかり準備してきたようです。 問題は、発表の中身です。目的から方法、結果、そして結果に伴う考察。ストーリーが成立しているでしょうか。 | 発表の最中 |
発表が終わったら質疑応答に入ります。今年は、学生からの発表が多く寄せられました。嬉しいですね。 学生からの質問が終わったところで、教員の出番。発表者が最も緊張するところ。(^^;) | 教員からの質問 |
終わってみれば、今年は、一部の先生から高評価を得たグループがあるほど全体的に出来が良かったですね。 最後に、吉木先生から報告書の書き方について説明を受けます。報告書が受理された時点で実習が終わります。最後までがんばりましょう! | 報告書作成時の注意事項 |
まずは実験室に集合 | 前回はテーマを決めるところまででした。その後、2週間が経ちました。 冒頭で、吉木先生から、来週が発表会であることを告げられます。そろそろ発表準備に入らないといけません。 | |
データ整理・他@ | 各班に分かれて、作業を開始します。 屋敷林の樹種を調べている班は、図鑑とにらめっこ。専門の先生に教わったほうが早いのでは・・・ | |
データ整理・他A | 調査を行った班は、データの入力と整理を始めます。 グラフにしてみるとどうなりますか?予想に反した結果になってたりして。(^^;) | |
みんなで考察 | データを整理したところで、結果が何を示すのか議論します。 思うような結果にならなければ、仮説を再検討することも可能です。本番まであと一週間です。がんばりましょう。 |
本日は、グループごとに、テーマを発表して貰います。3限は準備時間とし、4限に発表会を開催することにします。 発表場所や発表時間、発表方法など細かい説明を受けて、あとはグループにお任せ。 | 注意事項を説明 |
早速、発表準備に入ります。パワーポイントを利用するグループ、レジュメを利用するグループなど、発表方法は様々。 いや、そんなことより、テーマをまだ決めかねているグループがチラホラ。(^^;) | 発表原稿作り |
あっという間に、4限となりました。すでに、現場を踏査していたグループが合流して、発表会の開催です。 発表順番は代表者によるじゃんけん。最後に近づくほど、プレッシャーを感じる? | 発表順番の決定 |
どのグループも、教員が満足するテーマになっていませんね。このまま調査を進めると、報告書作成の段階で相当苦労しますよ。 この実習は、自ら研究を組み立てることにあります。来週半ばを期限として、もう少し考えましょう。 | 発表中 |
実験室に集合 | 本日は、各班に分かれて、実習のテーマを策定します。 先週の視察結果をふまえ、屋敷林に関する仮説をたて、あわせて仮説の検証方法について考えます。 | |
さっそく議論を開始 | テーマを与えられて調査する事はあっても、テーマから考えて調査することは、ほとんどないと思います。 難しいことですが、班のメンバーで協力しながら考えてみましょう。 | |
他の班のメンバーも交えて議論 | 他の班の進捗状況を探るのもありです。 きちんと役割分担できるのであれば、他班と協力して調査を進めることもOKですよ。 | |
途中経過を教員に報告 | 実習後半になったところで、教員が各班をまわって進捗状況を伺います。がんばって考えているようですが・・・(^^;) 来週は、班毎に、確定したテーマと仮説、そして調査方法を発表して貰います。 |
本日は、前回、地図上で屋敷林を探した場所を訪ねます。 バスに乗って、紫波町のとある場所へ。バスから降りるなり、集合場所・時間を告げられて解散。 まずは、現在地の確認から。 | ここは・・・どこだ? |
現在地を確認できた班から、散策を始めます。 屋敷林を見つけては、その様子を観察し、研究テーマを考えます。 猶予は1時間。そんなにゆっくりできませんよ。 | 屋敷林を探して歩く |
1時間後、指定された場所に集合。 ほとんどの班は時間通りに集合したのですが、一班だけ遅刻! 吉木・佐野先生は、時間通りバスを出発させたので、私(鈴木)が待つことに。(-.-#) | 遅刻した班は反省しましょう |
大学への帰路、太田地区に降りて少し散策。 屋敷林を探したのですが、以前に比べて少なくなっているようです。 本日の現地視察は、テーマ設定の参考になりましたか? | 太田東小学校周辺にて |
実験室に集合 | 夏休みが終わって、後期の実習が始まりました。今日から計6回を、佐野先生と吉木先生が担当します。 今年のテーマは「屋敷林」。まずは、地図上で屋敷林の分布を確認することから始めます。 | |
空中写真で屋敷林を探す | まず、配布された細切れの空中写真を繋ぎ合わせます。そして、1/25,000の地形図上で、その撮影範囲を確認します。 空中写真の撮影位置がおおよそ分かったところで、今度は、より縮尺の大きい都市計画図上で撮影範囲を確認します。 | |
屋敷林の位置をプロット | 土地計画図と空中写真の位置関係を掴んだところで、空中写真から屋敷林を探し、都市計画図にプロットしてゆきます。 こうした作業を経て、屋敷林を対象とした研究テーマを自ら見つけます。 | |
データ検索 | 一通り作業が終えたら、今後の実習の参考に、ネット上の地図検索の方法を学びます。 来週は、実際に屋敷林を見に行くことにします。しっかりテーマを決めないと、レポート作成時に苦労します。がんばりましょう。 |