今年度のコメンテーターは、佐藤綾佳さん [平塚] です。※は助手の島田直明が付け加えたものです。[ ] は指導教員。
今回が環境調査実習最後の実習です!前回の実習で各グループが決めたテーマについて、実際にパワーポイントを使って発表を行います。 グループ毎に、着目点は様々です。ある一つの種に的を絞ったテーマや、影響要因からアプローチしたテーマなどなど…。色々な視点からの発表はとても新鮮で、新たに発見するところも多いです。また、発表毎に金子先生や島田先生からのご質問やご指摘が。この瞬間が一番ドキドキものかもしれません(笑) | |
これで一年間の実習は終了です。様々な実習を通して、新たな視点をもつことができたと思います。この経験を活かして、今後も頑張ります!一年間お疲れ様でした! |
今回から2週続けて、レッドデータブック(※)を元に、絶滅危惧種の分布状況や絶滅への影響要因などについて学びます。 ※Red Data Book=RDBと略します。絶滅のおそれがある生物種を記載している本のこと。絶滅危惧種のことをRDB種と言ったりもします。 | |
まず、金子先生からRDBやそれに掲載されている種について等の説明をしていただきます。 その後各自に配布されていたRDBに記載されている植物種と分布状況、影響要因に関するデータを元に、2人一組でテーマを決めて発表を行うための準備を始めました。 RDBからどんな情報を読み取ってテーマにするかは自由です。それが結構難しい! あるグループではデータを紙に出して眺めてみたり、あるグループはエクセルのデータを思い思いに処理してみたり…。各グループで、それぞれ頭を捻りながらデータとにらめっこしています。 | |
年が明けての初実習は、雪原でのアニマルトラッキング!大学横の森林公園で、動物の足跡を探します。 いざ、早速森林公園へ!寒空の下、足元を見ながら、動物の足跡を探します。 | |
森林公園内には、よく見てみると動物の足跡がたくさん。 その足跡をよく観察して、どんな動物の足跡かを調べます。 | |
動物によって、足跡の形はもちろん、歩いた時の足跡の並び方も違うんです! | |
足跡の形や並び方、大きさなどを記録して持ち帰ります。キツネやリスなど、様々な動物の足跡を見ることができました。 |
4回続いた藪川地区に関する実習も今回で最後!最後は今までの結果をまとめて、それぞれ発表します。今回の発表は地元の関係者の方にも聞いていただくので、ちょっと緊張ですね。 | |
前回作ったパワーポイントを使って、各グループで発表をしていきます。藪川の歴史や環境などの様々な資源を使った様々な提案があり、面白い発表会となりました | |
今後、この提案が何らかの形で生きればな、と思います。 これにて藪川実習、終了です! |
今回の実習は、前回のヒアリング調査で得た情報を整理して、「藪川の暮らし、資源、地域づくり」をテーマに、藪川地区の現状と今後についての提案を行う発表の準備を行いました。 持ち帰ったそれぞれのヒアリング結果を持ち寄り、藪川地区の現状やこれまでの歴史や暮らしについて皆で確認します。 それを踏まえて、今後「このようにしてはどうか」という案をパワーポイントに纏めていきます。各グループで思い思いの案が出ているようでした。 | |
前回に引き続き、藪川地区での実習です。 今回は、グループに分かれて、藪川地区にお住まいの方にヒアリング調査を行います。 | |
ヒアリング調査では、集落の現状やその土地での記憶について伺いました。 昔の暮らしの様子やからこの集落で感じている問題点などたくさんのお話を伺うことが出来ました。 |
今回から4回連続で、玉山区藪川地区を対象に、集落の暮らし、資源、地域づくりなどをテーマに実習を行います。 まず第1回目は、実際にこの集落や周辺環境の観察を行うため、バスで藪川地区に向かいました。 | |
しかしこの日の藪川地区は吹雪!さすが本州一寒い地区…。 結局予定していた場所はほとんど見れず、バスの中からの見学と説明となりました。 |
今回の実習は、なんと!盛岡市動物公園にやってきました〜。盛岡市動物公園では、野生動物に関する国際条約であるワシントン条約の附属書に記載されている動物がたくさん飼育されています。今回は、そういう点にも注目しながら見学していきます。 | |
まずお出迎えしてくれたのは、ニホンザル(左上)!彼らも附属書に掲載されている種のひとつです。寒かったのか、2匹(親子?)体をくっつけて座っていました。 | |
園内を回れば可愛い動物達がたくさんいます。 | |
檻の横にある動物に関する情報には目もくれず、皆動物に釘付けなのは仕方ないですね(笑) | |
ふれあいコーナーでは動物たちにも触れました。皆思い思いに小さな兎やモルモットを抱いたり、ヤギを触ってみたりして、ご満悦の様子! | |
ゆっくりと園内を回って、今回の実習もおしまいです。 |
今回の実習はいつもと一味違うイベントが待ち受けている・・・!それは後半でのお楽しみ(笑) まずは、前期に行った代表的な里山管理としての雑木林のササ刈り・落ち葉かきに関連して、里山管理を行った際に残る伐った木や枝、葉などのバイオマスをいかに利用できるかについて考えました。 考えた利用法をスケッチブックに書き、皆に発表します。各々いろいろな意見や発想があって面白かったですねー! | |
皆でバイオマス利用について考えたあとは、今日の一大イベント! 前期にササ刈りなどを行わせていただいた林の側にあるこの釜を使ってー… | |
ピザを焼きまーす♪ | |
トッピングは各々自由、皆で楽しく盛り付けて焼いていきます! | |
上手く焼けてますね〜。ピザは皆でおいしくいただきました! | |
今回の実習はこれでお終いです。ごちそうさまでしたー!!(笑) |
今回の実習は日を跨いでの、気温観測です。 ヒートアイランド現象を観測するため、市内から郊外にかけて何点かポイントを置き、夕方から翌日午前までの気温を測定しました。 | |
夜通しはきついので、時間帯ごとにグループを作って分かれて観測を行いました(^ ^;) 測定に使用した温度計(左上)と記録用紙(左)。 地点は大体10ヶ所位です。 | |
コースを決めて、1〜2時間毎に各地点で気温を測ります。 観測結果から、ヒートアイランド現象は上手く出たようです。良かった良かった!!さあ、今日はゆっくり休んで、次の実習も頑張りましょう! |
今回は、2週続けて都市気温観測についての実習を行いました。 盛岡市内から郊外にかけて、ヒートアイランド現象が見られるかどうかを調べるために、実際に外で気温を観測します。 ヒートアイランド現象とは、都市部において、高密度なエネルギーの消費や、地面の大部分がコンクリートやアスファルトで覆われていることから、郊外部よりも気温が高くなる現象です。 まずは、都市温度や実際の観測方法などについて先生から説明を受けます。 | |
今回は、2チームに分かれて車を使って移動観測で行うことになりました。また、夜間から翌朝までの気温の変化を測るため、10月31日13時〜翌日10時までと日を跨いでの観測を行います。 | |
早速チーム毎に分かれて、ヒートアイランド現象について考えつつ、市内及び近郊の地図を見ながら、どんなコースで気温を測っていくかを決めます。 | |
大体は都市中心部から、郊外に向かって数点の観測ポイントを置き、そこを移動しながら1〜2時間ごとに気温を測っていきます。 コースが決まったら、来週は早速観測です! |
後期最初の環境調査実習!今回は、野生動物の食痕探しです。 | |
大学周辺地域の樹林地の中でリスやアカネズミの食痕を探し、そこに生息する野生動物を通して調査地の自然状態を知ることが目的です。 ※これは大学に隣接する森林公園で食痕を探しているところ。ここにはリスの食痕がたくさんあり、見つけることに慣れることが目的でした。 | |
これがリスが食べたマツボックリの食痕。その見た目から「エビフライ」なんて呼ばれることもしばしば。木の下でよく目にしますね。マツボックリの他にも、オニグルミなどが見られます。 | |
調査地別にグループに分かれていざ出発! 左下のような藪の中も掻き分けて、食痕を探し進んでいきます。でも場所によってはなかなか見つからないんです…。 | |
また、食痕だけでなく、樹林地内の植生についてもチェックします。周りを見回して、その場所を最も多く占めている樹木の種類を記録していきました。 | |
歩いているうちに、動物の巣穴らしきものを発見!キツネかな?思わず皆で覗き込んでしまいました。 食痕が見つかった班も見つからなかった班もありましたが、それ以外にも様々な発見があった実習でした。 |