卒業生インタビュー

2024年度卒 高橋 真子さん

就職先と就職後の動向は?

株式会社日立プラントサービスに入社し、法務部に所属しています。
現在は契約審査や社内向け契約セミナー等の業務を担当しています。

現在のお仕事(業種)につこうと思ったきっかけは何ですか?決め手になった要素は?

大学では法律系のゼミに所属しており、法律に関わる仕事がしたいという思いから、法務部に配属される可能性のある企業を志望しました。業界は建設業ですが、私は職種を重視していたため、業界にはあまりこだわりませんでした。待遇面では、給与水準や休暇日数、福利厚生などを総合的に検討しました。現在は会社の社宅に安く住めており、非常に助かっています。

今、社会人となって採用したい、一緒に働きたい学生像があれば教えてください。

私が考える今の企業が求めている人材は、「変化に強く、自走できる人」だと思います。リモートワークを導入する企業も増え、対面でのやりとりが減っている今、わかりやすく伝える力や、自ら情報を取りにいく姿勢がより重要になっています。社会人を取り巻く環境は今後ますます変化していくため、その変化に柔軟に対応できる人が活躍できると感じています。

学生時代、夢中になっていたこと、楽しかったことは?

私は学生時代、アルバイトと、趣味で続けてきたカーリングに夢中になっていました。アルバイトでは、年齢や性別、育った環境が異なるさまざまな人と関わりながら働いたことで、社会に出る前の貴重な経験を積むことができました。また、働いてお金を稼ぐことの楽しさややりがいも実感できました。カーリングは小学生の頃から続けており、仲間と共に努力し、つらいことを一緒に乗り越えた経験は、今でも自分の中でかけがえのない財産になっています。

就活&面接試験に臨むとき、どのような知識・経験が役に立ちましたか?

就職活動や面接では「どれだけ知識があるか」「どれだけ勉強ができるか」よりも、「自分がどんな人間なのか」「どんな経験をし、どんなことを学んできたのか」を聞かれたように思います。私の場合、カーリングやアルバイト、ゼミでの活動など、夢中になって取り組んできた経験が多くあり、それらをもとに「チームで働く力」や「粘り強さ」などをアピールすることができました。面接官に自分の強みを説得するという意味でも、具体的な経験に基づいて話すことで、説得力を持たせることができたと思います。

岩手県大生やこれから岩手県大を目指す若者たちに将来ビジョンを描く際のアドバイスをお願いします。

進路やキャリアなど、人生の大きな選択に直面するときには、誰しも不安や迷いを感じるものだと思います。でも、自分の人生を歩むのは他の誰でもない「自分」です。だからこそ、自分の心に正直になり、ときには周りの声にも耳を傾けながら、しっかりと前を向いて進んでいってください。もし選んだ道が「違った」と思っても、やり直す時間は十分にあります。怖がらず、前向きな気持ちで挑戦し続けてください。皆さんの進路やキャリアの選択が、実りあるものとなるよう心から応援しております。

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