教員紹介

島田 悦作 (しまだ えつさく)
- 職名
- 准教授
- 専門分野
- 財政学,環境経済学, 地域経済学, 災害の経済学, 農業経済学, 産業組織論, AI倫理
- 担当科目
- 財政学,地域経済論,経済実習
研究テーマ
- 財政収支の推計手法についての研究(産業別企業営業利益の要因分析と法人税収)
- 地方移住の決定要因についての研究(生活満足度・ワークライフバランス・居住環境・ウェルビーイング)
- 農家の農薬使用と持続可能な環境に関する研究
- 農業経済システムにおけるプラットフォームのあり方についての研究
- 真のウェルビーイング(幸福)について、哲学的観点から研究する
現在の研究課題・研究活動
1. 日米法人税収比較研究
日本と米国における法人税収に影響を与える要因をそれぞれ究明するため、課税対象(申告所得)と両国地域経済の産業構造に着目し、研究しています。
2. ウェルビーイング・生活満足度およびそれらの質に関する研究
ウェルビーイング・生活満足度は、人々の効用を扱う経済学にとり重要な研究対象になります。そしてそれらの「質」が、所得水準や消費、働き方、人とのつながり、居住環境とどのような関係があるのかについて、定量的また定性的に調査、探究し、学際的研究を行っています。
3. 地域経済政策と地方移住に関する研究
どのような政策が地方移住を呼び込みあるいは地域活性化を実現するのかについて、居住環境やワークライフバランス、やりがいのある仕事、Well-being、また地域の農林水産業やスマートシティについて取り上げながら経済学的視点を軸に研究を行っています。
4. 農林水産業が活発になると、環境ストックの自己回復力・治癒力を減退させてしまう。環境資源の持続可能性を脅かす生産活動を調整するために、許容される負荷と望ましい農家・林業者・漁業者のあり方について分析するモデルの構築に向けて研究しています。
5. AIを介して形成されることが強く危惧される価格カルテルについて企業倫理と競争法の観点から検討し、市場競争への影響とその抑制のための規制のあり方や内部化手法について研究しています。
社会活動(学外の委員会活動,学会委員活動,NPO理事など)
- 岩手県政策評価委員会委員・岩手県大規模事業評価専門委員会委員
- 岩手県生活衛生関係営業審議会委員
- 未来へとつなぐ岩手の水道を考える懇談会構成員
- 岩手県市町村会講師
- 岩手県海区漁業調整委員会委員
- 査読者(Jounals Editorial Office, Springer Nature)
教育のポリシー
真理を探究し民に希望を贈る英知と勇気の紳士淑女を育てる