岩手県立大学総合政策学部の在校生及び卒業生有志により「岩手県立高田高校を支援する会」が設立されました。同会からのメッセージをお届けします。
「岩手県立高田高校を支援する会」―東北地方太平洋沖地震支援―
はじめに、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により被災された方々へ心から御見舞を申し上げます。
この度の震災を受け、岩手県立大学総合政策学部の在校生及び卒業生有志を中心に「岩手県立高田高校を支援する会」を設立致しました。
高田高校は岩手県陸前高田市にある高校です。同校は、津波による甚大な被害を受け、校舎3階部分まで浸水しほぼ壊滅状態となりました。教職員や生徒さんの中にも亡くなられた方、未だに安否不明の方がいらっしゃいます。さらに、被災校のなかで唯一校舎の移転を余儀なくされた学校でもあります。
未来へ羽ばたく「人生の岐路」ともいえる時期に、生徒の皆さんが厳しい状況下に居られる事を思うと、非常に胸が苦しい限りです。生徒の皆さんの苦労が少しでも軽減されるように、また震災が原因で将来を悲観されることのないように、私達にできる限りの支援をさせて頂きたく思っております。
ただ今、本会の支援活動の1つとして、4月11日〜5月31日までの約2ヶ月間を通し、主に生徒さん方の学習や部活動の資金を提供するための募金活動を行っております。
この想いにご賛同頂ける方は、どうかご協力の程、よろしくお願い致します。
代 表:船越杏菜、小野寺敦子
問合せ先:ホームページ http://compassionforothers.web.fc2.com/ まで
震災後の高田高校の様子(2011/4/2現在)
教室の様子