(スタッフ)阿部晃士

担当の授業
・学の世界入門
・社会調査法T
   ・基礎演習T、U
   ・地域調査実習


<教員インタビュー>

  1. 先生の研究分野・内容について
  2. 社会意識論、計量社会学です。社会意識論とは、人びとが社会をどう見ているか、そしてそれが実際の行動にどう関係しているかを分析します。また、そうした意識や行動が、時代によってどう変化してきたのかを検討します。
    進行中の研究としては、水俣市での中学生と保護者の環境教育に関する意識調査や、仙台市での高校生の社会意識についてのパネル調査(追跡調査)を実施しています。環境教育の調査は、来年度は釜石で行います。

  3. ゼミ生の人数と男女比を教えてください
  4. 4年生は4人で、全員女子。3年生は3人で、男子1人と女子2人の合計7人です。男女比1:6で女子が多いです。※男子募集中!!

  5. 基礎演習について教えてください
  6. 環境地域コースの基礎演習Tはオムニバス形式で、教員がそれぞれ一度行います。私自身は、高校生の社会意識の変化について講義しました。
    地域政策講座の基礎演習Uは教員8名が前半4名、後半4名に分かれ、学生は前後半から一人ずつ選び、ゼミを行う形式です。私のゼミでは、社会学のモデルに関する考え方や、統計学の基礎を勉強しました。

  7. 実習科目の地域調査実習Tについて教えてください
  8. 地域調査実習Tは、私と茅野先生、宇佐美先生の三人で行います。社会調査の基礎技術について学習します。テキストの演習問題に電卓を使って取り組みます。また、実際に調査票調査を実施して、コンピュータに入力したデータを、統計分析ソフトで分析します。






  1. ゼミの活動内容について教えてください
  2. 3年前期は、社会学の中で、社会調査データの計量分析による(また全員が興味を抱けるようなテーマの)本や論文を輪読します。後期は、多変量解析の勉強です。
    3年の終わり頃に卒論のテーマを決定、4年生は各自で調査・分析していきます。

  3. ゼミの独自の活動内容・こだわり・イチオシポイント
  4. ポイント:社会調査のやり方、データ分析の方法が身につきます。
    教育や環境に関する意識の研究がメインではありますが、自分の興味がある分野の中で人間の意識・行動についても考えてもらいます。
    授業内でフィールドワークには出ることはありませんが、来年・再来年は調査員として調査に参加してもらうことがあるかもしれません。

  5. ゼミ配属前に最低限受けてきてほしい授業について教えてください
  6. 統計学U、多変量解析、社会調査法Uなどです。

  7. 卒論はどのようなことを書いていますか?
  8. 今年の4年生は、「音楽の聴き方(どういった価値観で聴くのか、ライブに行く回数)についての意識調査」、「夫婦別姓についての意識調査」、「高校生の進路選択の意識にきょうだいの数・順位がどのような影響を及ぼすかに関する分析」、「中国人の大学生を対象に、模倣品の購入に関する意識調査」について行っています。





<ゼミ生のインタビュー>

  1. 先生はゼミ生からみてどのような先生ですか?
  2. どうでもいい話でも聞いてくれる。親しみやすい
  3. 学生を優しく見守るタイプの先生
  4. Jリーグの山形のチーム(モンテディオ山形)に愛情を持っている






  1. ゼミを選択した決め手、きっかけはありますか?
  2. 2年間先生とならやっていけると思った。人柄。基礎演習や授業、先輩方の卒論を見て幅広い研究ができそうかなと感じ、決めた
  3. 基礎、専門演習を決める前の面談で人々の意識調査に着目しているのが魅力と感じて決めた
  4. 2年間やっていけそうなのが先生だった。色々と加味した上で先生が一番ということで決めた



このインタビュー記事は2011年2月現在の情報を基にしています。

Last Update : 2011年09月08日 (木) 15:40