担当の授業
・基礎教養入門
・基礎演習T,U
・地域調査実習
・地域災害論
・地域情報学
<教員インタビュー>
- ゼミ生の人数と男女比を教えてください。
- 3年生が6人いて、全員が女性です。
- 先生の研究分野・内容を教えてください。
- 火山学、地震や土砂災害などの自然災害の原因究明、防災教育(防災ゲームや化学実験など)について研究しています。
- 先生は2年次の基礎演習T・Uをお持ちですが、どのようなことをやっているのですか。
- 基礎演習Tでは全体のうち1回の講義を行っています。基礎演習Uでは、キッチン火山学をやっています。たとえば、チョコで溶岩の様子を再現したり、コーラにメントスを入れて火山噴火の再現をしたりします。リスクコミュニケーションについても学習しています。
- 地域調査実習T・Uではどのようなことを行っていますか。
- 12年前に岩手山が噴火しかけたんですが、それが地域住民の記憶にどれだけのこっているかをアンケートで調査しました。つまり、防災意識の風化について学習するということですね。
- ゼミの活動内容・形式について教えてください。
- 地域住民の防災意識を高めるために実際にフィールドに出て活動しています。その内容としては、釜石の中学校で中学生と地域住民の方にカードゲームに取り組んでもらったり、災害の体験した住民に聞き取り調査をして、災害現場の再現をしたりします。実際に地域の人と長期的に関わることにより、防災意識を高めようとしています。
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- ゼミ独自の活動・こだわりはなんですか。.
- とにかくフィールドに出て実践的な取り組みをします。身近な道具(おもちゃなど)を使ったりして災害について学んだりもできます。
- ゼミ配属前にやっておいてほしいことはありますか。
- ゼミの活動の中でアンケートを使いたければ社会調査法を受ける必要があるし、災害のメカニズムについて研究したいなら地誌学を受けるなど、自分のやりたいことによってかわってくると思います。
- ゼミのキーワードは何ですか。
- 実験や実践、フィールドワークですね。基本的には野外に出て活動することが多いのでこのようなかたちになります。
- 卒論ではどのようなことを書いていますか。
- 自然災害のメカニズムや防災意識について書いています。ほかにも、実際に起きた災害の状況をシミュレーションで再現したりもしています。
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<ゼミ生のインタビュー>
- 先生はゼミ生から見てどのような先生か
- とてもよくしてくれる先生、いい先生。防災教育などで子供たちに指導することがあるため、小学生などへの指導・対応がうまいです。
先生の講義は面白いです。引き込む魅力があります。 最近の話に詳しい、情報家、グルメなど。 海外への出張が多く、お土産や出張先での体験談を聞かせてくれる
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- ゼミを選択した決め手・きっかけ
- 先生の人柄、雰囲気
ゼミが何でもできそうだから。実際、災害分野を軸にして色々なことができる。 先生の研究分野の災害情報などが新しい分野で、新しいことが色々できるから。 フィールドワークが多くて、実践的だから。
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このインタビュー記事は2011年2月現在の情報を基にしています。