研究分野・内容
・気候変動
・温暖化
・都市気候
・天気に関する諺
・地理情報システム
・ヒートアイランド現象
<教員インタビュー>
- 先生の研究分野で「ヒートアイランド」とありますが、詳しく教えてください。
- ヒートアイランドは大都市に限られた事ではなく、小さな都市でも発生する現象です。人口1万人弱の集落でも確認する事ができます。よって身近な市町村でも、研究対象にすることができます。具体的には、ヒートアイランドを抑制する為の処置ですとか、実際にどの程度の影響を与える事ができているのか、などを研究します。
- 基礎演習について教えてください。
- 基礎演習Tでは、地域・環境コースの学生に研究内容の紹介を行います。基礎演習Uでは、15回の授業のうち何回かを担当します。ですが、この基礎演習Uは学生が3年次に上がってから様々なツールを使う時に困らない様に(例えばエクセルでの分析など)、今まで習った事を復習させるという狙いがあるので、私の研究内容とは特に関係はありません。授業で使うデータとして、気象学・地理学的なデータを使う事はあると思いますけどね。
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- 環境調査実習について教えてください。
- 環境調査実習Iでは、八幡平実習に向けての準備をするのですが、私の授業では気象学について基礎的な事を学んでもらいます。例えば、山の気温を実際に測ってもらって標高によって本当に気温は上下するのか検証してみたりといった事です。
- ゼミの活動内容について教えてください。
- まず、3年生には気候・気象に関する文献を読んでもらって卒論に向けてのテーマを決めてもらいます。なのでゼミ配属の段階で、テーマが決まってなければいけないといったことはありませんよ。また、気象予報士の方が読むようなテキストを買ってもらって、少し勉強してもらいます。4年生は始めから、卒論に向けての調査や研究室での分析作業に入ってもらいます。
- ゼミの独自の活動内容・こだわりなどを教えてください。
- エスニック料理ですね!とにかく色々な国の料理を食べに行きます。時間が会えばゼミ旅行も行きたいのですけれど、なかなか全員の予定が合いませんね。
- 卒論はどのようなことを書いていますか?
- 「ヒートアイランドと水田の関係」や「降雪量・積雪量の長期変動」、「ゲリラ豪雨の発生メカニズムや、ゲリラ豪雨の定義は?」、「天気に関することわざ」です。
温湿度計を使って調査したり、ヒアリングを行ったりと調査方法は様々なことができます。
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<ゼミ生のインタビュー>
- ゼミ生から見て、先生はどのような人ですか?
- 1対1で話をしてみると、話題が豊富で驚きます。どんな事にも気さくに答えてくれるのでとても物知りな先生だと思います。相談事とかはしやすいですね。色んな美味しい店を知っていて、よく飲み会に連れて行ってくれます。先生も私たちもお酒がすきなので、とても楽しいですね。
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- ゼミを選択した決め手はなんですか?
- やはり、興味分野が佐野先生の研究内容と一致したことですね。3年前期の専門演習で、佐野先生の授業を選択した時からもうゼミに入ると決めていました。過去の卒論なども見たり、先輩の話なども聞いて決めた面もあると思います。
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このインタビュー記事は2011年2月現在の情報を基にしています。