研究分野・内容
・経済統計学
・金融論
・天候デリバティブ
担当の授業
・統計学
・多変量解析 など
<教員インタビュー>
- 現在のゼミの構成を教えてください
- 3年生は女性が1人。4年生は男性3人、女性が3人の合計6人です。
- 基礎演習では、どんなことをするのですか?
- 統計学T・Uで学んだことをもとに、復習と活用を行います。天候、投資などのデータを扱います。研究分野にある天候デリバティブとは、気温、降雪量などの気候変動があらかじめ決めた基準値を超えた場合に、企業の減収をカバーし、設定された補償金を受け取ることができる、金融派生商品(デリバティブ)のことです。地方自治体や農業関係者、レジャー施設などに幅広く利用されています。
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- ゼミの活動内容について教えてください。
- 現在の4年生を例に説明すると、3年前期はファイナンス(金融)について集中的にやりました。だんだんと学生の間でやりたいことが見えてきたようなので、3年の終り頃からは分野別にグループ分けをしました。4年生になってからは、研究に合わせて個別指導をしています。
- ゼミ配属前に最低限受けてきてほしい授業はありますか?
- 統計学T・Uは受けてきてください。多変量解析や金融論、ファイナンスは3年生になってからでも取れますが、可能なら取っておいてほしいです。
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<ゼミ生のインタビュー>
- ゼミ独自の活動やこだわりなどはありますか?
- ゼミで旅行に行きます。今年は先生の都合が合わなかったので、学生だけで行きましたが、去年は先生の車で龍泉洞に行ってきました。あとは、ボーリングや飲み会をけっこうやります。ゼミ内では、お菓子をたくさん出してくれます。夏は先生がカラフルです。
- 卒論はどのようなことを書いているのですか?
- マクロ計量モデルをやっています。詳しく言うと、県民所得を推測するためのモデルを作っています。経済で出てくる国内総生産を県に置き換えているような感じです。
- 株式について、経済学の理論をもとに検証しています。
- 天候デリバティブを栃木の日光と那須について分析を行っています。どちらも観光地なので、それぞれのデリバティブの効果について研究しています。
- マクロ経済の理論をもとに、岩手の消費と所得の関係について調べています。1970年代後半のデータから、傾向を探っています。
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- ゼミ生の皆さんから見て、先生はどんなかたですか?
- 飲んで次の日にそのまま授業など、若いなと思います。でも、肝臓が心配です。
ゼミ外の人が抱いている印象と、ギャップはないと思います。
- ゼミを選択した決め手やきっかけについて教えてください。
- 経済にはあまり興味はありませんでした。行政学に興味があって、それを学んでいくためのスキルを身につけたいと思って決めました。
- 経済に興味があって、特に数字を扱った検証などをしたかったので選びました。
- 数学が好きで、統計学も面白いと思ったので。
- もともと、数字を扱うのが好きでした。データを用いて、答えがはっきり出るのが魅力だと思います。
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このインタビュー記事は2011年2月現在の情報を基にしています。