担当の授業
・基礎教養入門
・行政法T,U
・法学実習
・日常生活と法
<教員インタビュー>
- 現在のゼミ生の人数と男女比を教えてください。
- 3年生男1人、4年生男女1人ずつの3人です。男女比は2:1です。
- 先生の研究分野と内容を教えてください。
- 行政訴訟論、行政強制論、行政法に関すること全般です。
- 法学実習について教えてください。
- 5〜7グループに分かれて、学生が興味を持ったことを持ち寄り、テーマを決めてそのことについてグループで学習します。これまでは、裁判制度はなぜ導入されたのか、司法過疎の現状と解決策、死刑制度の是非論などについてありました。
- ゼミの活動内容について教えてください。
- 3年生はテキストを読んで、各週レジュメを作成しています。また、2年生でやる行政法を深く読み込みます。3年生の終わりには、卒論で何を書きたいのかを決め、どういうことをして、そのためには何が必要なのかシミュレーションし、4年生の8月末までにはテーマを確定します。
- 3年生と4年生の間に交流はありますか。
- 授業を一緒にやるということはありませんが、4年生が卒論を文章化したら読み合わせをして、3年生にも4年生が書いた文章を見せて、なんでもいいから気づいた点を言ってもらいます。こうすることで3年生は卒論の形式や4年生になっての活動を把握できます。このような形式で相互交流があります。
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- ゼミのイチオシポイントを教えてください。
- ゼミ生全員と先生全員が集まった時間を大切にします。みんなランチにフルコースを食べに行きます。
- ゼミ配属前に最低限受けてきてほしい授業は何ですか?
- 民法Tと行政法Tを受けてきてほしいです。最低限の知識を習得してきてほしいです。
- ゼミのキーワードを挙げるとしたら?
- ヨーロッパとクラシックです。法律学が発達したのはヨーロッパですし、学問はヨーロッパにありと思っているので、学生時代に1度は行っておいてほしいです。クラシック音楽が好きでコンサートに行ったりしています。いやでもクラシックの話はします。
- 先生から見てゼミ生はどのように映っていますか?
- 若くていいな〜と思っています。その若さを正しい方に向けるのが私の存在意義だと思っています。一生に一度しか書かない学術論文を将来子供や孫に自信をもって見せてあげられるものにしたいですね。
- 卒論はどのようなことを書いていますか?
- 裁量問題や、原告適格、国家賠償請求、訴訟要件の問題が主な内容です。
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<ゼミ生のインタビュー>
- ゼミ生から見て先生はどんな人ですか?
- とても頼りにしています。普通に生活していては見えてこない法律の世界を貴重な話を通じて教えてくれます。法律のことに関してはとても厳しい先生ですが、普段疑問に思ったことを何でも聞ける先生です。先生が、自分のレベルより少し上のレベルのことに挑戦して、自分に負荷をかけて頑張ることが大切だと言っていたことがとても印象に残っています。
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- ゼミを選択した決め手は何ですか?
- 先輩を通して先生の話や、行政法T・Uの講義内容から、先生はまじめな先生で、最後まで見放さないで指導してくれそうだと思ったからです。
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このインタビュー記事は2011年2月現在の情報を基にしています。