研究分野・内容
・地方自治
担当の授業
・行政学
・地方自治論
・政策課題実習
<教員インタビュー>
- 現在のゼミ生の人数と男女比を教えてください。
- 3年生5人(男女比2:3)、4年生7人(男女比3:4)です。最近は男性も増えてきましたね。
- 先生の研究分野で「地方自治」とは具体的にどのようなものですか?
- 自治体の現状を分析して、課題を見つけ出し、解決策を考え出すことです。政策課題実習と同じことを基本的にやります。
- 政策課題実習では、どの様な事をするのですか?
- 盛岡市、滝沢村、田野畑村の3つの自治体に協力していただいて、それぞれの自治体の課題について分析し、解決策を検討しました。具体的には、資料を読み、実際に見学し、職員から話を聞き、グループで課題と解決策を検討し、プレゼンするという過程を3つの自治体の職員といっしょに行いました。職員だけでなく地域の人とも触れ合うことができ、特に公務員志望の学生には勉強になったのではないかと思います。
- ゼミの活動内容について教えてください
- ゼミでも政策課題実習と同じようなことをしています。今年も北海道登別市で行われた「全国大学政策フォーラム」に参加しました。登別市の現状と課題を事前に調査・分析し、その解決策を検討しましたが、今年のテーマが「私のまちからみえる登別」だったので、盛岡市民の社会貢献活動などを調べ解決策の参考にしました。また、11月には、盛岡市が主催した「評価からはじめるまちづくり」に参加し、盛岡市民と一緒に盛岡市の現状と課題を分析し、解決策を提案しました。
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- 主にワークショップをゼミの活動では行うという事ですか?
- そうです。自治体から依頼されてワークショップのお手伝いをすることもあります。
- 他ゼミでもワークショップが行われますが、田島ゼミの独自の特徴は何ですか?
- 自治体から依頼されてワークショップを行う機会が多いということではないかと思います。
- ゼミ配属前に最低限受けてきてほしい授業は何ですか?
- 特にありません。授業ではないですが、コミュニケーション能力は必要となってくると思います。
- ゼミのキーワードを教えてください。(ゼミ生の方に質問しました。)
- 基本的にまったりしています。ですが、ワークショップの準備は真剣にこなします。
- 卒論はどのような事をかいていますか?
- 「市町村合併」「市町村の環境行政」「中心市街地の活性化」「B級グルメ」などです。「まちづくり」に関するものが多いですが、切り口としては経営や企業面からではなく、あくまでも行政・地方自治の面からです。
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<ゼミ生のインタビュー>
- ゼミ生から見て、先生はどんな人ですか?
- 先生は怖いイメージにされがちですが (笑)とても面白く、チャーミングです。ギャップがありますね。12月には皆でケーキを食べに行きます。
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- ゼミを選択した決め手は何ですか?
- 町づくりについて実践的に、つまり政策課題などを通して学びたいと考えたからです。
- ゼミで公務員になる為の有意義な学問をしたかったからです。具体的には、自治体の方々との議論ですね。
- 1年生の頃から、田島ゼミにほぼ決めていました。先生の開講している授業内容などから、研究内容のイメージを掴みましたね。もちろん研究室訪問もしました。
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このインタビュー記事は2011年2月現在の情報を基にしています。