学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を掲載しました。(2012.4.1)
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)を掲載しました。
(2012.4.1)
ますます複雑化する現代社会。価値観が多様化し、さまざまな利害が絡み合う現代の社会的な諸問題を解決するためには、これまでのような個別の学問分野からのアプローチでは対応できません。今求められているのは、物事を多角的に捉えられる複眼の視点と目配りの利いた判断力。そのためには広範な学問分野の学際的研究が不可欠です。本学部では、幅広い分野の学問を横断的に学び、広い視野と実践力を身につけた人材を育てています。 | |
<「学の世界入門」授業風景> |
■ 教育課程の特色 |
本学部のカリキュラムは、政策に関する諸科学を基本とし、その隣接分野としての地域・環境関連諸科学にまたがる既存の科学の枠を超えた学際的、総合的な教育システムになっています。その特色は、次のようになっています。 |
ア. | 「問題発見・問題解決志向型」の新しい教育研究を目指すため、複数の学問分野にまたがる学際的、総合的な問題解決アプローチを基本としています。 |
イ. | 調査、分析、評価に必要な技法を習得させるため、コンピュータ演習などの情報処理や基礎数理、統計学的情報・数理を重視した教育研究を行っています。 |
ウ. | 実学・実践的な教育研究を志向するため、自然環境や市町村等の地域をテーマとした調査・実習を積極的に取り入れています。 |
エ. | 演習科目は、10人前後の少人数クラス単位による授業形態とし、基礎演習(専門基礎科目・基幹科目に対応)及び専門演習(展開科目に対応)を重視した教育内容になっています。 →卒論要旨検索データベース(卒業生の専門演習の最終成果要約) |
■ 卒業後の進路 |
本学部では、社会の多様なニーズや地域特性に配慮し「行政・経営コース」と「環境・地域コース」を設けています。卒業後の進路は、国や地方自治体、民間企業、公的団体、民間研究機関などにおけるそれぞれの分野があげられます。また、本学大学院への進学も可能です。 |
現代社会は複雑化し、人々の価値観も多様化しています。この社会で私たちはいろいろな問題に直面しますが、これまでに慣れ親しんだ方法、その場限りでの解決策ではうまく対応できないことが多くなってきました。ここでは総合的な視点をそなえた新しい方法、長期的な展望を持った柔軟な解決策が求められています。これが「政策的な対応」です。本学部は、こうした政策的な対応のできる人を育てるため、次のような教育目標を掲げています。 | |
| ア. | 社会が抱える諸問題を発見し、解決の方向を適切にデザインできる人材の育成。 |
イ. | 政策を企画、立案、管理、評価することのできる人材の育成。 |
ウ. | 情報数理、フィールドワーク及び事例研究などの多様な手法を駆使して、実践的に調査、分析、評価することのできる人材の育成。 |
エ. | 行政や経営などをはじめとした社会全般に発生する問題、環境や地域の課題に対して政策形成、企画立案、管理運営することができる人材の育成。 |
オ. | 国際的なセンスとコミュニケーション能力をそなえた人材の育成。 |